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夏を制す者は受験を制すって言うけどとりあえずかき氷食べたくない?

なんだかんだ週一で更新してます。
こんにちは、雨華です。先日所属やビジターで行ってる全句会から受験のために句会納めをしてきたので悲しんでいますがいっぱい詠んでます。


まえがき

今回の執筆までに細村さんのこの記事を読みました。https://sectpoclit.com/seichiro-16/

そこで、私全然俳人の情報とかどこ出典の句とか書いてないじゃん!!ってなりました。
前回の記事(https://note.com/yuhua12258475/n/n09b3919e6d97)は寝起きに自分が誦じたから、その時書きたかったから(あとは一応一句鑑賞と私ごとなので)って思ってましたが、次からはその場の勢いで投稿せず、ちゃんと推敲とかもしようってなりました。
それでは本編どうぞ

ほんぺん

ほんぺんとはんぺんって字面似てませんか。
それはさておき今日の一句は
匙なめて童たのしも夏氷/山口誓子

この句は1932年に発行された山口誓子の句集「凍港」に収録されています。
この句を一読した時ぱっと思い浮かんだのは童ではなく、堀田季何さんでした。
ちょうど先月くらいに堀田さんのツイートでかき氷を前に満面の笑みの堀田さんの写真が投稿されたのでその光景を私は思い浮かべました。
きっとこの童も満面の笑みでかき氷やパフェを食べる時にしか使わないあの細長くて掬う部分が小さい銀色のスプーンでかき氷を食べていたんだろうな、と。そして句ではなめてと言っているのでもう食べ終わってしまうか溶けてきていて名残惜しそうにしているんだろうなと思いました。
そしてそれを見ている母や父の目線、お店の雰囲気といった部分まで見えてくる気がして。楽しげな感じがしました。

ここからは私ごとになりますが、山口誓子とは去年の神戸大学のオープンキャンパスで学校を見てる時誓子の常設展や俳句図書館をされていてそこで出会いました。


神戸大学内

神戸大学は志望大学ではないのですが、そこでの誓子の資料はもう一度時間がある時行ってみたいなと思いました(なので友達は神大合格してください)

最初の方にも書きましたが、これから受験勉強が本格化して俳句をする時間が減ってしまうのは本当に悲しいというか寂しいというか。
弊校は高三の場合夏休みなどは存在せず、ずっと通常授業がある(学校が塾に行かなくて東大京大を掲げてますが行ってる人は鉄緑や河合塾など行ってます)ので夏休みが今年は存在しませんが、来年色々遊びに行けるように今頑張らないとなというお気持ちです。
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