日本語で言えないことは英語でも言えない。

英語を話す上で意外と大切なのは、
自分の意見を持つことです。

誤解のないように通じる程度の英語力はもちろん必要ですが、
正しさにばかりこだわっていても進めません。

これは日本人同士のコミュニケーションと明らかに違うと思います。
共感より断然「自分の意見」です。
なんなら共感も自分の意見に基づいて、ということになります。
常に「What do you think?」と聞かれることを想定して
自分の考えを日本語でも言えるようにしておくと役立ちます。

意見を作るのは超簡単、2ステップ。
① 聞かれている事象についてYESかNOか、
ポジティブかネガティブかを決めます。好きか嫌いか、でもいいです。
どっちとも言えない場合も“どちらかというと“で、
決めてしまうと楽です。
② その理由、背景をより詳しく

「意見」というと大袈裟ですが、
例えば練習には
「アイスクリームはチョコミントが好き。」(私)
なんていうことでいいのです。
「ミントは歯磨き粉の味がする、という人もいるけれど
私はミントのスッキリ感とチョコレートの甘さ、
あのコンビネーションがとても好きで、永遠に食べられる。
ポテトチップスにチョコレートが付いたのものあるけど
違う味のコンビネーションがどうやら好きみたいです。」

一方で「チョコミントなんて信じられない」(夫)
というような時には
「ミントは食べた瞬間、歯磨きをしているような気分になって
そこにチョコレートの味がするなんて頭が混乱する。
中華料理に入っているパイナップルとかもダメなタイプで
甘いものは甘いものとしてだけ食べたい。」

といった日常的なことでいいのです。
日本語で言えないことは英語でも言えません。
アメリカの子供は日常的に自分で「選ぶ」ことを促されるといいます。
自分がなぜそれを選ぶのか、考える中で思考が磨かれて、
自分の意見を言語化するのが上手くなっていくのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?