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日常でも使えるビジネススキル

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実はカッコつけているだけで、簡単で日常に役に立つビジネス用語・スキル 使いこなして日常を楽しく!
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答えはずっと外にあったから

答えはほとんど自分の中にあります。 タイトルと真逆なことを冒頭から始めていくわけですが、 これまでずっと答えは外にあった時代が長かったという意味です。 頭を使わないで仕事をしている人が多い。 いざというとき、自分で考えて動ける人がすくない。 いわゆる「勉強」も、ずっと答えを探してきたが、 現実社会に出たときに、ほとんどのことに答えは用意されていないことが多いにもかかわらず、誰かが用意した「答え」を見事に回答できる人が優秀とされてきた。 これが今現在感じる学歴社会の弊害だ

なるべく時間外勤務はしないでください

タイトルですが、働き方改革とかの文面でよく出てくるようです。 「なるべく時間外勤務はしないでください」 もっとストレートに 「残業はしないでください」とか言っちゃう人いませんか? …君はマネージャー失格だから、降格したまへ 「残業はしないでください」と発言することの意味 上司に言われたからと言ってそのまま発言しちゃうなんてのは、 基本的には何も考えていない、何もマネジメントしていない素人です。 これを言う人は、結果的に ①部下は悪意を持って残業代を稼ごうと無駄な時間を

RPGから考える”働き方”について

いつまで「働き方改革」がどうのこうのと言っているのか、日本人よ。 最近では、医師の働き方改革の新制度が開始される。 現状を整理しよう 現在日本の病院では、”人手不足”で苦しい状態、タスクが多すぎて”残業”してもタスクが無くならない。これは医師だけでなく、この後起こる学校教員の働き方改革にも通じる話だ。 とりあえず、以前の一般企業向け働き方改革では「残業を削減する!」という元も子もない対策をし、大失敗をした。 残業できないけど、業務量は減らないという、まさに地獄だった!

それは計画じゃなくて予定です

日本語って難しいよな。 タイトルにあるようにみんなは 「計画」と「予定」はどう使い分けている? 計画の話をしているのに、計画になっていない人をよく見かける。 意図的に使い分けている人はどれくらいいるだろうか? 最後まで読んでもらうとわかるのだが、この言葉の違いの理解不足のせいで日本人はPDCAが上手く回せないのではないかという仮説の元書いている。 全然違う言葉のように思ったんだが、説明しろと言われると難しかったのでGoogle先生に聞いてみた。 なんだか、難しいね。

教えるとかアドバイスとかについて

「”会議のやり方”について授業してほしい」 ”やり方”とは、会議のファシリテーション(進め方)のことで、 今の会社に所属して2年、執行役員の一人から、ようやくリクエストされました。 実は所属している会社の社長には入社して数か月頃に 「会社の皆さんは会議が下手です。改善した方が良いと思います。」 とお伝えしたんですが、そのままスルーされてしまっていました。 このことについて振り返ってみたいと思います。 聴く姿勢がない人間にアドバイスしても無駄まずは、アドバイスする側の視

チームで「優先順位を決める」真意

今回も実際の1on1指導の中からシリーズです。 以前「課題」を見つけるためのフレームを紹介しましたが、その続きです。 次工程である「課題」に対して「優先順位」を付けていく必要があります。 今回は、なぜ優先順位をつける必要があるのか?について 特に、個人ワークではなく、チームの課題の優先順位のつけ方、つける意味について、他の人が語っていない”裏事情”を語っていこうと思います。 一般的な優先順位のつけ方、つける意味いろいろなサイトがあります。 どのサイトでも大体同じことを言

働き方の文脈で”自由と不自由”を考える

自由とは何か、不自由とは何か? そんなテーマの投げかけがあったのはいつだったか。 たまに発生する”哲学的問い”に対して、自由な意見を発信することが”僕たち”にはある。StandFMで勝手に話しているに過ぎないが、それがまた非常に面白い。 既に自分なりには語ったが、 ちょうどログミーで読んだ記事から、新たに想起された部分があったので追加で語っていく。(音声よりも図を使いたい) きっかけとなったログミーの記事 ↓↓ サイボウズの野水さんと、パプアニューギニア海産の武藤さんの

「課題」とはどうやって見つけるのか?

今日も今日とて、 現職で行っている研修の中で、改めてまとめておきたいことのメモを記事に仕立てていきます。 内容は「事業計画がタスクに落とし込まれるまでのプロセス」の作成です。 ただね、そう書くと難しい(だからタイトルにはしなかった)ですが、 皆さんも何か大きな目標に対して、計画を立て、何かしら課題を設けて取り組むことがあるかと思います。特に人と関わり合いながら進めていく場合のヒントになると思います。 さて、皆さんは「問題」と「課題」の違いは分かりますか? もしくは、これら

人間関係のモヤモヤには「事実と推測」が入り混じっている

ずっと味噌の匂いがするなぁなんて思っていたら、 着ていたニットの肘の部分に朝食の味噌汁がしみ込んでいて、かれこれ1時間ほど気づかなかった私です。こんにちは。 現職でのマネジメントに関する相談をこっそりしています。 違う部署の副部長2名に加え、その上司の部長との1on1があらたに始まりました。副部長2名が、上司である部長も受けた方がいいということで始まりました。まとめて面倒見ましょう。 この記事では上記副部長2名と3人で行っている1on1on1の中から事例紹介します。 要

12月の成績振り返り

お正月とかそういうの関係なく始まります。 月の始まりは、スプラトゥーンのお話なんです。 それにしてももう9日ということで、お正月ボケが抜けない中、ゲームのゆるーい話をしていきます。 前月、前シーズンの振り返りはコチラ 新シーズンの目標設定値 冬シーズン12月の成績【トータル戦績】 596戦 312勝 284敗 勝率:52.3% 勝率は50%以上をキープできているが、3か月で1,000勝となると、ペースが良くない。単純に3倍しても936勝と大きく下回る。 ましてや2月は

日本のスタートアップに期待はしない

凄いネガティブなタイトルになってしまうが、しょうがない。 政府も支援してスタートアップで成功(ユニコーン企業を創出する)べく税金を使っている。 この記事は、大手医療機器メーカーで12年、ベンチャー企業4年で、スタートアップに転職して2年の僕が思う、 ユニコーン企業創出の理想(妄想)がとても難しそうだという話だ。 スタートアップの成功ってなに? お金はある方がいい。それはアタリマエだ。 そして、スタートアップの成功とは、正確にはそれぞれの企業が定義することでもある。 ただ

当時はまだ社長じゃなかったあなたへ

あっという間に2023年も終わりです。 もう、10月30日ということで、2023年も残り約60日(1,440時間)だ。 先日掲載した記事は、もうこれ以上書くことが無いという覚悟で書いたもんだが、意外と言いたいことはまだまだたくさんあるようだ。 記事にはいくつかコメントをいただいた(スタエフで話してくれる人もいて、とてもありがたい❤)が、 人によって捉える側面が違うのもまた面白かった。 もちろん、半端に読んでる人もいれば、間違った理解の人もいるかもしれない。一度読んだ人も、

チーム作りで気にした方が良いこと

企業など組織に属すると、 上司部下という関係に悩まされることもあると思います。 本質的には上司も部下もなく、 そういう役割の人がいるだけ。 だがしかし、 なぜか上司が偉いという構造に、自然となってしまう日本の企業。 なぜか偉い人が発生してしまうのはなぜか、 なぜ偉いと崇めてしまうのか。 本記事で、その理由について触れるわけではないが、 先日の記事のコメント欄にて、 上司側の葛藤についてコメントをいただいた。 なんて素敵な上司だ! 相性の悪いメンバーは存在します。 そし

組織の民主化と評価主義

サムネはマルクスのどアップにしてみました。 モノクロの方がかっこいいかも。 さて、これまで僕は「ビジネススキル」という文脈の中で、「組織論」や「マネジメント手法」を紹介してきました。そんな中、「組織論」についての僕なりの最新の解釈がめちゃくちゃ”しっくり”と来ているので、今回アウトプットしておきます。 最終的にこの記事は10,000字以上(約14,500文字でした)になりました。 あと、これを読んだからと言って何かしら役に立つ情報というか、明日からの行動に移せる有用なもの