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子猫を飼ってみて、お母さんの気持ちを少しだけ垣間見た気がした話

人間の赤ちゃんのお母さんって
ほんとに大変なのだと思う。

生後2週間くらいの子猫を
飼い始めて3日目。

2、3時間毎に、ミルクやりや
トイレをやってあげねば
っていう情報を仕入れて
使命感で一生懸命
それ通りにやってたら
寝不足になって
仕事や生活に支障が
出そうになったので、
昼間の時間を工夫して

夜は自分も眠れるように
意識ややり方を変えてみた。

それでも緊張感は拭えず
今日も自分は、
1:30に寝て5:30に
起床してしまった。

「やばい、寝なきゃ」と思いつつ
子猫を見てみると
毛布も被らず寝ていて
心配で毛布をかけるが
それで子猫は目が覚めてドキッ。

泣き出すかと思ったら
身体中ペロペロし始めて
可愛くて愛らしくて
見入ってしまっている。

今は、ミルク飲むかなーと
作り方を振り返りながら
温度調節しっかりせねばと
プレッシャーを感じている。

哺乳器に粉ミルクを入れ
「あ、まだ始めたばっかりだし
薄味にしておくほうがいいかな」
とお湯の量を多めに入れ
熱すぎると飲めないので
哺乳器の中にふぅーふぅーと
ツバが入らないように息を吹いて
冷ましつつ、粉が残らないように
ぐるぐるしながら
たまに手の甲に一滴垂らして
温度を確認して、を繰り返す。

そんな中でも
子猫のおいしそうに飲む表情を
思い浮かべてがんばっている。

心配と緊張感と不安と使命感と、
そんな感情の渦巻く中で生活する日々。

子猫を相手にするだけで
自分はこれだけ生活が
変わってしまったのに
人間の赤ちゃんが生まれたら
どれだけのたくさんの感情の渦の中で
どれだけ自分自身の生活を変化させて
自分の「生きる」と
赤ちゃんの「生きる」を
やりくりしていくのだろう、
と思うと、涙が出てきてしまった。

朝から何をひとりでしてるんだ自分は。

とりあえず子猫がこっちを
じーっと静かに眺めているので
自分も視線を返し続けて
何か求められればそれに応えようと思う。

今日はもう寝不足確定。

でも幸せなんだよなあ。

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