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あなたの想いを貸してください

若者の自死の増えるこの時期。

9月中、毎日ライブ配信で言葉を届けることをする

と決めた僕は
5日目の昨日のライブ配信で
言葉を失ってしまいました。

今目の前にいる子にすら
なんと言葉をかけていいのかわからない。

毎月何十件と届く声。
どんなことがあっても見捨てない覚悟と
相手の生きる力を信じることをもって
接してきているのだけれど。

「死にたい」と言うその子に
何を伝えることが正しいのかわからない。

僕は生きてほしいと願っている。
でもそれは僕のわがままでしかない。

今までしんどい道しか
歩んでこなかったその子にとって、

生きるとは地獄で、
生きるとは絶望で、
生きるとは恐怖なわけで。

僕の言葉が届いているかどうかわからない。

でもとりあえず昨日を生きられたみたい。

あの子に届けたい。
あの子だけじゃなく
今絶望の淵にいる人全員に
知ってほしい。

止まない雨はないということを。
絶望の先には必ず、希望があることを。
生きていれば必ず、求めていた瞬間と巡り合えることを。

でもそれを知ってもらうためには
僕だけの力では足りないのだと悟った。

僕だけでは
あの子の命を、誰かの命を
つなぐことができないかもしれない。

僕はまだ26年間しか生きていない。
そんな僕でも「死にたい」と思ったことはある。
でもその気持ちは、僕だけのものなわけで。

その時、僕は思っていた。

「誰ともわかりあえないんだ」
「誰にもこの気持ちはわかってもらえない」
「誰もこの気持ちには気付いてくれない」

ひとりだった。
この世界で僕はひとりぼっちだった。

そんな孤独を今あの子は味わっているわけで。

人はそもそも孤独なのだと思う。
誰かと完全に理解しあうなんてことは
できないんだと思う。

でも僕が「死にたい」と思ったあの時
ふと声をかけてくれた人の言葉が
僕の心を救ってくれた。

「なにがあっても味方だよ」
「もうがんばらなくていいよ」

そんな言葉が僕の沈んだ気持ちを
すくいあげてくれた。

その人も僕と同じような経験を
したことがあったらしい。

同じような感覚に陥ったことが
あったらしい。

「このしんどさは僕だけじゃないんだ」
「このしんどさを抱えたことのあるこの人は
今こんなにもやさしい目をしている」
「この人は今生きている」

そんなふうに思った。
その人が生きる姿そのものが
あの時の僕にとっての希望だった。


今関わっている子たちに
僕の声が、経験が
届かないこともある。

でも、もしかしたら
僕じゃない誰かの声なら、生き様なら
彼らに届くかもしれない。

みんな、しんどい思いをしたことがあると思う。
死んだ方がましだ、なんて考えたことがあると思う。

でもこれを読んでいるあなたは
それを乗り越えてか
まだ道の途中かわからないけれど
今は生きている。

その時の絶望を教えてほしい。
そしてそこで出会った希望を教えてほしい。

僕の声が届かなくても
あなたの声が
あの子には届くかもしれない。

だから、あなたの言葉を、想いを貸してください。
お願いです。

あなたの過去しんどかった経験と
乗り越えた今の気持ちを

言葉にして、文章にして
教えてください。

それを彼らに届けたい。

届く確信はない
でもできることをしていくしかない。

ひとりで悶々としているのではなく
誰かと一緒に動いていきたいと思った。

誰かがやさしい想いをもって
同じように行動できずにいるのであれば
一緒に手をとりあって行動したいと思った。

あなたの過去しんどかった経験と
乗り越えた今の気持ちを教えてください。

どんなものでもいい。

どんなに小さなものでも
いびつな形をしていても

それがあなたの経験であり、今の幸せなら。
それがもしかしたらこの世界にいる
絶望の中にいる一人に届くかもしれない。

彼らの心に届くかもしれない。
生きる希望になるかもしれない。

あなたの想いを貸してください。

下記までメッセージをお願いします。

Twitter、Facebookで
匿名で、発信させていただきます。

欲しい情報は下のとおりです。

1.しんどい当時の状況やしんどい理由
2.その当時の気持ち
3.それを乗り越えたきっかけ
4.今あなたが見つけた幸せの形
5.年齢、住んでいる県、性別(例:26歳、栃木県、男性)
※性別は無回答でも大丈夫です。


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