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小説「艶やかに派手やかに」

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現代日本を舞台に発達障害のあるヒロインの成長を描いた小説。ヒロインは学校時代を経て就職後につまづき、発達障害の診断をされて再就職しますが、それでも理解を得られず鬱屈とした日々を過…
仕事のつまづきで発達障害に気付き、エアロビクスインストラクターに転身し成長していくヒロイン。周囲の…
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2020年6月の記事一覧

第二章 診断が下りた時期⑤ 認めてくれなかった母

 命子は、紀香の母にも娘の発達障害を理解してもらうことが大事だと考えた。そこで、新百合ヶ…

第二章 診断が下りた時期④ 才能

 さて、これでホッとした、良かった、で終わるわけではない。肝心なのはこれからだ。

第二章 診断が下りた時期③ ADHD

 紀香は足の靭帯の療養生活のさなか、命子のカウンセリングを受けることにした。  紀香は命…

第二章 診断が下りた時期② 「頭のおかしい女、死ね!」

 重治と何度かデートを重ねた後。紀香は初めて、溝の口にある、重治の住む築三十年のアパート…

第二章 診断が下りた時期① 運命の人?

 ハローワークに通ったり、求人サイトを見続けたり、先の見えない日々が始まった。  ある日…