ぽつぽつお散歩紀行3

20240123
今日は、寺町商店街をちょっとだけ歩いた。

昨日は急に友達に呼ばれそのまま泊まったので、朝起きたら知らない天井があった。自分の国にいるのにまるで異邦人になった気分だ(方法序説)。

そのまま朝に解散してさて何をしようか。家に帰っても寝るだけだし、昼にあるゼミの発表の準備をやってやってもいい。しかし、朝の始まりがいつもと違うので、いつもと違うことをするのは当然だ。そう思った僕は、適当に電車に乗り、降りなければならない駅を素通りし、前から行けていなかった喫茶店にいった。このスマート珈琲という喫茶店は、なぜいつも人が並んでいるのでいつも行けていない。一度は行っておこうと、寺町商店街に向かったのである。

さて、この喫茶店の内装を描写するほど、特徴のある喫茶店でもないし、人が多いので雰囲気がいいといわけでもない。内装をあえて説明するなら星野珈琲と上島珈琲を足して2で割った感じ(伝われ)。
ではメニューはどうか。これもまた特徴的というわけでもないし、普通かちょっと高いぐらい、田中珈琲よりも高いので、ますますこの店に人が並ぶ理由がわからなかった。もしかして、ランチメニューがあったのでそれ目的なのかもしれないが、他の喫茶店と比べて特徴があるわけではなかった。

この特徴のなさが売りなのかもしれない。個人経営の喫茶店に行くと、独特のローカルさがあって、それが苦手な人は多い。したがって基本的に入りやすく、ある意味で無人的なチェーン店に行くことになる。しかし、チェーン店では、飽きてしまうから、意外性を求めてしまうから、あまりローカル味のない個人経営の店に入るのだろう。聞こえてきた会話の内容がコメダの客層のそれと全く同じことを鑑みれば、おそらく基本はチェーンに行く客層がこの喫茶店に行くのであり、特徴のなさに惹かれるのだろう。

例えば、この喫茶店の近くにタリーズがあるのだが、いつも人が多過ぎて入れないにもかかわらず、そこから徒歩30秒ほどに位置するルイルイという喫茶店は、さっと入れたりする。

ちなみに隣に座っていた女性二人は、なんか男性関係の話みたいなのをしていたが、評価基準が内面性だけだったので非常に浅はかな議論のように思えてしまった。

ところで、パンケーキセットを頼んだのだが、1300円の割には普通のパンケーキと熱ずぎるコーヒーがやってきた。けれども朝食べてきた(美味しかったです)ので、満腹感を感じる前に一気に書き込んだ。すると、血糖値がみるみる上昇するのを感じてしまったので、急に体がだるくなり、持ってきた本が全く読めなくなってしまった。

兎にも角にもこの喫茶店に行ったのは、二度と行かないためになってしまったのである。

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