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藝術のちから

漫画「ブルーピリオド」が面白い。

美術(絵画)のことを何も知らない高校生が、絵を描く喜びに目覚め、藝大受験を目指すというストーリー。

主人公が絵画のことを一から学ぶ過程を一緒に体験する感じで、美術に関するうんちくもたっぷりで、それもすごく楽しい。

その中で、とても印象深いのが、高校の美術の先生のことば。

「歴史的に見て、有名な画家でお金に頓着のない人なんて、少ないですよ。
ピカソなんか、画商の好みの画風で、その画商の肖像画を描くような、スーパー営業マンなんですから。」

おおお!この視点イイ!

そしてもうひとつ

「あなたが青く見えるなら、りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」

この感覚・・・とっても好き。
この言葉に触れた時、大きな開放感につつまれた。
藝術の力って、これなんだと思う。

自由な表現にふれるとき、受け取る側も自由を感じる。


だから、わたしは美術が好きでたまらないんだな。


第一話が無料公開されているので、ぜひ!



10月から、アニメも放送されるそうなので、今からすっごく楽しみ。

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