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自分のステージを作ってみたら?

今日、noteを開いてたまたま目に入ってきたのが、これだった。

なるほどなー。

この方にとっての冒険は、実際に極地に行ったりすることだけれど、この冒険を「怖いけどやってみたいこと」に置き換えたら、あてはまる人、多いのではないかな。

わたしは結婚相談の仕事をしているから、婚活についていろいろなケースを見たり聞いたりする機会が多い。

これから結婚する人にとって、結婚は「怖いけどやってみたいこと」のひとつだと思う。(怖くないひとも勿論いる)

今は情報社会だから、結婚前に色々調べることもできるだろう。
「DNA婚活」なんていうのもあるし。


それを知った時に思い出したのが1997年の映画「GATTACA」。
これは未来が舞台で、異性のDNAを調べて相性(というより、生まれる子供の特性)を調べて、相手を選ぶという世界の話だった。
当時見た時、さすがにこれはないだろうと思っていたけれど、そのうち本当に次世代についても調べることが出来るようになりそうだなぁ。

閑話休題


それで、DNA婚活をしている人がインタビューで言っていたのが、「間違いたくない」ということばだった。

ああ、これは良く分かる。わたしも長い間、正解を探す人生を送ってきたから。

でも、正解って無いんじゃないかと、最近は思っている。


間違いって何だろう、というのは今は置いておくけれど、結婚について考えても、例えばDNAで相性が良くても、実際にどうなるかは結婚してみないと分からない。
二人の相性は最高だったとしても、そのほかの要素が山ほどある訳で、その全てにOKが出るまで先に進まない、なんてことをしていたら、多分永遠に先には行かれないだろう。

冒険の世界には、あらかじめ用意されたステージは存在しない。
冒険でも芸術でもそうかもしれないが、用意されたステージに上がるのではなく、自分のステージは自分で作らなければならない。そこで諦めずに自分のステージを作ってしまえば、独壇場である。


「なんだ、冒険家って夢がないな」

そう思うかもしれない。夢なんてない。あるのはド現実のみだ。夢って言葉を「現状の不満解決を未来に期待する」という、一発逆転サヨナラ満塁ホームランだと考えている人には、それは決して打てないだろう。

あるのは常に今。この打席でフルスイングできる奴にしか、ステージを築くチャンスはやって来ない。

結婚だけでなく、自分がステージをつくる意識でいたら、間違いも正しいもなくなるかもしれない。
ルールは自分で作れるわけだからね。

もしやってみて、違ったなと思ったらルールを変えればいい。そうやって自分のステージを作っていく、そういう面白さもいいんじゃないかなーと、人一倍臆病で、絶対に間違いたくないと思っていた優等生のわたしは、今思っている。





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