NHKドラマ「団地のふたり」第1話感想 ネタバレ!

「団地のふたり」 2024/09/01(日)放送分 第1話

そういえばあの頃こんな感じだったかなぁ~って懐かしい想いに浸ってしまいました。

別に何がある訳でもないですが、そのゆったりというかのっぺりとした時間の流れがあの頃です。

今では古びて、その内取り壊しの話でも持ち上がりそうな団地ですが、当時にしてみれば、夢のマイホームだったんでしょうね。

野枝チも奈津子も、人生に夢や希望を描いて前を向いて生きていたのでしょうが、今となっては出戻った中年女。(厳密には出戻ってない人も…)

そんな旬を超えた独り身の女でも、団地ではヒーローでしたね。

“網戸張替え職人”として食べていけそうなくらいに…

団地では自分達より年寄りが多く、中年女はまだまだ現役として重宝されている様子が微笑ましくも感じてしまいます。

厚兄に内緒で、大切な“青春の楽譜シリーズ”がフリマで売れた時には、食卓が少し賑やかになる辺りが何とも言えないささやかな幸せでした。

昭和、平成、令和と三時代を生きて来て、この先何かを求める訳でもなく、今さえ生きてりゃそれで良い感がたまらなくゆるかったです。


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