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【心理学】自暴自棄になるとき

「もうこんなことやってられるか!」
人が自暴自棄に陥ってしまうのは、八方ふさがりになったとき
何をやって上手くいかないという状況が続くと、気力を失って何もかも投げ出したくなってしまいます。

人は期待をかければかけるほど、裏切られたときに絶望を感じてしまいます。
過度に期待をかけると、八方ふさがりに陥ったとき、絶望は大きくなる。
なので、人は八方ふさがりに陥ったときには、絶望を避けるため期待を捨ててしまいます
だから、抵抗する気力がなくなり自暴自棄になってしまうんですね。

人によっては、上手くいかないときのフラストレーションに対する耐性(フラストレーション・トレランス)が強く、何度も立ち上がっていくのですが、このトレランスが弱いと1度の失敗で絶望を感じてめげてしまいます。
これを強くするためには、成功体験が必要ですね。
何度か挑戦して上手くいったという体験があれば、失敗してもまた立ち直ろうという気力が芽生えてきます
そのためには、いきなり大きな目標に挑むのではなく小さな挑戦を重ねて自信をつけていくことが大事ですね。

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参考
図解雑学 世の中がわかる社会心理学』(齋藤勇監修)86-87頁

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