どうなるの？　５G

いよいよ2020年春。日本で５Gの導入が開始されますね！
中国やアメリカ、韓国などではすでに始まっていて、日本は出遅れている状態ですが。

では、５Gが始まると僕たちの生活がどう変わるのか？
それを知るために、５Gの性能を見ていきましょう。

5G=ファイブ・ジー
５Gというのは、第5世代移動通信システム。
つまり５番目の携帯通信のシステムです。
G＝ジェネレーションのG
５ギガと間違う人もいますが、違いますよ！

特徴

①超高速・大容量！
VR・AR・３Dデータなどが外出先でも、高速ダウンロード・アップロードが可能です。

速さは１Gbps～20Gbps
今普及している4Gの約100倍へ！
つまり、
４Gでは30秒かかるデータのダウンロードが3秒で完了してしまいます。

１Gbps＝1ギガ・バイト・パー・セコンド。
1秒間に1ギガの送受信が可能になるということ。

超高速・大容量が実現すれば、
VRやARといったサービスがどんどん進歩していきそうです。
さらに、５Gになるとギガが無制限・使い放題になるという話まで聞きます。

②超低遅延・高信頼！
リアルタイムでの遠隔操作が可能になります！

例えば、車を遠隔操作するとします。
時速60Kmの車を停車させる場合、
ブレーキのタイミングが0.5秒遅れると8.3m進も進んでしまいます。
５Gはそのタイムラグを極限までなくせるんですね。

ただ車の遠隔操作や自動操縦にはもう少し時間がかかりそうですね。
ひとまずはゲームの通信ラグをなくす方に需要がありそうです。
医療現場では、そのうちに遠隔機能を用いた手術を考えているそうですが、
多くの人にはまだ関係のない話ですね。

③超多数・同時接続
オリンピックの試合会場など、
大勢が密集する場所で大勢が同時に一つの回線にアクセスしても
スムーズにアクセスが可能。

一平方Km当たり100万台のアクセス可能。

使用例としては、
オンラインゲームで1万人同時プレイなんかが可能になると思います。
また、満員電車の中でもスムーズにインターネットを楽しめます。
さらにこれからはIoTの時代が来ます。
様々な電化製品にインターネットをつなぐことを考えれば、
超多数・同時接続の必要性が増すんじゃないでしょうか？

まとめ

５Gになると、確かに外出先でのネット環境もグンと良くなっていきそうです。
ただ、実生活は通信速度が速くなること以外、まだあまりメリットはなさそうですね。
IoTも電化製品を買い替えるのに時間とお金がかかるので、早急に５Gに替える必要はなさそうです。
VRやARも日常生活では活用されていませんし。
それに通信費も月額8千円ほどかかると言われています。ギガは使い放題になると思いますが。

長時間オンラインゲームを楽しみたい。
最新のVR・ARサービスを試したい。
そういった方には需要がありそうです。
YouTuberの方なんかも、アップロードが速くなるのでいいかもしれないですね。

多くの人は、これらを踏まえて2025年を目安に５Gへ移行していくんだと思います。
時間がたてば、格安シムでの５Gサービスも始まりそうですし、まずは様子見といったところですね。
僕も、すぐに替えるのではなく安くなるのを待ちたいと思います。（お金がないから…）

５Gは日本ではまだ出ていないのですが、まだまだ改良の余地があるとして、
現在６Gの開発が始まりました。
はたして、６Gの未来はどうなっていくんでしょうか？

参考
日立ソリューションズクリエイト
総務省
イケハヤ大学
マックスむらい
スマサポチャンネル

https://www.unionnet.jp/knowledge/5g/
https://cybersecurity-jp.com/security-measures/33694