【心理学】貧乏ゆすりの効果
イライラすると、つい貧乏ゆすりしてしまいますよね?
なぜ貧乏ゆすりをしてしまうのか?
人はストレスを感じると、それをため込まないように様々な行動で発散させます。
これを「転移行動」と呼びます。
ストレスが大きいほど転移行動は過激になり、物に当たるなど暴力的になってしまいます。
貧乏ゆすりもこの転移行動の一つで、ストレスが膨らみ過ぎて爆発するのを防ぐ役割があります。少しずつ空気を抜いている感じですね。
実際、貧乏ゆすりのように足元に刺激を与えると、その刺激が中枢神経を通り、脳にリラックス効果をもたらすようです。
つまり貧乏ゆすりというのは、イライラを沈めてリラックスさせるために行う無意識な行動というわけですね。
飼い主に叱られたネコがあくびをしたり体をなめたりするのも、この転移行動の一種だと考えられています。
参考
「雑学3分間ビジュアル図解シリーズ しぐさのウラ読み」90-91頁
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