見出し画像

成功する確率を上げる

ビジネスで成功したいと思う方は多くいると思います。
では成功する確率を上げるためには何をしたらいいのでしょう?

答えは常に確率の高い道を選ぶこと。
確率の問題に強い人間は成功する確率が上がるでしょう。

モンティホール問題

ではここで、確率に関する問題です!

あなたの目の前に3つのドアがあります。
3つのうち1つのドアが「アタリ」で当たりのドアの向こうには高級車があります。
もし一発で「アタリ」のドアを当てることができれば、高級車がもらえます。
あなたは、悩んだ末にA・B・Cのドアのうち、Aのドアの前に立ちました。
そのとき、司会者が「ヒントをあげます」と言って、Bのドアを開けました。
Aは「ハズレ」のドアです。
そして司会者は言いました。
「あなたはAのドアを開けようとしていますが、まだドアを変更することができます
さてAのドアにしますか? Cに変えますか?

この問題はアメリカのモンティー・ホール氏が司会を務めるTV番組、
「Let's make a deal」で紹介された、のちに「モンティー・ホール問題」と呼ばれた問題です。

普通に考えたら、
Aに車が入っている確率は2分の1。
Cに車が入っている確率も2分の1。

しかしこの番組を見ていた、マリリン・ボス・サバントという女性が、
「Cの変更した方がアタリの確率が2倍になる」
と提唱しました。
彼女は世界で最もIQが高い人物としてギネス記録に認定されたことがある人物です。
なぜ彼女がCのドアに変更した方がいいと言ったか分かりますか?

では次の問題です。

この問題は、マリリン・ボス・サバントがドアを変更した方がいいといった意味が分かる問題です。

あなたの前にドアが100枚あるとします。
モンティー・ホール問題と同様、100のドアのうち1つに高級車があり、
1発でそのドアを開けることができたら高級車がもらえます。

そしてあなたは悩んだ末に、1つのドアの前に立ちました。
ここでさっきの問題と同じように、スタッフがいっぱい出てきて、
あなたが選んだドアと、もう一つのドアを残し、98枚のドアを開けていきました。
98枚のドアは全てハズレです。
ここでまた司会者が言います。
「あなたはドアを変更しますか?」

答え

ここまでくれば、変更した方がいい理由がわかりますよね?
あなたが100枚のドアから勘で選んだドアより、
答えを知ってるスタッフがあえて残したドアの方が、「アタリ」の可能性が高そうじゃないですか?

最初の問題も同じなんですね。
あたなたテキトーに選んだドアよりも、司会者があえて残したドアの方が怪しくないですか?
ただ、だからと言ってあなたの選んだドアが「ハズレ」とは限りませんが。

答えを知れば確率が上がる

さて、くどいようですが、再びモンティホール問題に挑戦してもらいます。
しかし今度は、あなたともうもう一人他の人物で競争してもらいます。
2人にモンティホール問題を100回やってもらって、「アタリ」のドアを開けた回数が多い方が勝ちで、勝てば高級車がもらえます。
そして、ラッキーなことにあなたは「ドアを変えた方が確率が高い」という答えを知っていて、もう一人は知りません。
あなたはどんな戦略をとりますか?

ここまで知ったあなたは当然、100回中100回ドアを変えるという選択をするはずです。
そうすれば絶対にあなたは勝てるからです。
向こうは50%の確率で「アタリ」を選びますが、こっちは75%です。

計算できなくてもいい

このように確率問題に挑戦する際には、「高確率な方」を知っていると有利です。
例え、今回ハズレたとしても、チャレンジを重ねれば必ずアタリの方が多くなります。

ただ確率問題と聞くと、ちょっとややこしそうですよね。
具体的なビジネス(取引)では、しっかり計算をしなければなりませんが、
個人が計算に頼らず成功の確率を上げていく方法はあります。

それは情報収集ですね!

世の中をモンティホール問題に例えると、ネットや本に書かれているものは全て開かれたドアです。
様々な成功談や失敗談が転がってるんです。
その成功談や失敗談を吟味することで、成功する確率は上げられます。

中にはデマ情報もありますが、情報収集を重ねていけば、
どれが本物の情報でどれが偽物か判断ができるようになっていくでしょう。

そうやって確率の高そうな道を探り当てていけば成功する確率は高くなるでしょう。

参考
ニコニコ大百科
明日は未来だ
ウィキペディア

独自の世界を作り上げて発信する人を増やしていきたいので、サポートよろしくお願いします。