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【心理学】なぜ差別がなくならないか?

「差別はよくない!」
そんなこと誰でも知っています。
それなのに、外国人の集団を見たりすると、つい身構えてしまう
なぜかというと、人には生まれながら「よそ者」を警戒する心理が備わっているからです。

「よそ者」というのは、ウイルスを持っている可能性があります。
それなのに、安易によそ者に近寄ると、感染して自分の仲間をも危険にさらしてしまう。
だからこそ、よそ者に対して嫌悪感を持って警戒する心理システムが備わったのです。
つまり差別の心というのは、自分達の身を守るために欠かせない心理だったんですね。

この差別心によってウイルスから身を守ることを「行動免疫システム」と言います。

欧米では新型コロナウイルスによってアジア人差別がありました。
良いことではないのですが、これも「行動免疫システム」が働いた結果だったのかもしれません。
もし、差別感情がこの世に存在しなければ、とっくに人類は様々なウイルスによって滅んでいたのかもしれないですね。

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参考
橘玲の日々刻々

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