【心理学】流行の心理
社会学者ロジャースは、流行が広まっていく過程を5つに分類しました。
①まず新しいものや珍しいものを進んで取り入れる革新的な人たちがいます。
彼らをイノベーターと呼びます。
②それに続くのが、流行に敏感な人たち。
彼らをアーリーアダプターと呼びます。
③そして流行が出来てきてから乗っかる人たちがいます。
彼らをアーリーマジョリティと言います。
④さらに、流行がピークに達したころに乗っかってくる来る人たちがいます。
彼らをレイトマジョリティと呼びます。
⑤流行が下火になったころに、遅れて乗っかる人がいます。
彼らをラガードと言います。
流行に敏感な①や②の人たちは、周りと違うことを好む「自己顕示欲」が強いタイプ。
流行りだしてから乗っかる③や④の人は、「みんなと同じがいい」という欲求が強いタイプ。
裏を返すと、「流行に乗り遅れたら恥ずかしい」とか「みんなと同じじゃないと不安」ということですが、これを心理学では「斉一性(せいいつせい)への圧力」と言います。
そして、⑤のラガードは、流行り物には流されない保守的な人でこだわりの強いタイプと言えます。
さて、あなたはどのタイプでしょうか?
参考
「「なるほど!」とわかる マンガはじめての心理学」(ゆうきゆう監修)42-43頁
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