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心理学&心理テスト

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イラスト付きで分かりやすい心理学と、オリジナルな心理テストを発信しています! ぜひ、楽しんでくださいね♪
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記事一覧

【心理学】バイバイ

9月から発信内容を変更していくので、心理学のコーナーは今日で終わりにします。 このキャラ(サイケ飯島君くん)とはお別れですが、これからはもう少しちゃんとしたイラストを用いた発信をしていきたいと思っています。 では、短い間ですがありがとうございました♪

【心理学】傘を忘れちゃう心理

電車の中に傘を忘れてしまった! そんな経験はありませんか? なぜ傘を忘れてしまうのかと言うと、傘を持ち歩くのがいつもの違う行動だからですね。 人は何度も同じ行動をしていると、無意識にその行動をするようになります。 同じ駅に着いたら降りることを毎回繰り返すと、寝ていても自然に目が覚めて降りることができるのはこのためです。 このようにいつもの行動が習慣化していくことを「記憶痕跡が強くなった状態」と言いますが、これが強くなるといつもの行動が優先されてしまい、意識を強く持っていない

【心理学】なぜ鼻かんだティッシュを見ちゃうのか

鼻をかんだ後、ティッシュを広げて見ちゃうことありませんか? なぜ、気持ち悪いと分かっていても、こんなことをしてしまうのか? それは、自分の身体から汚いものがちゃんと排出されたかどうかを確認するためです。 病気の可能性があるものがしっかり排泄されたと確認することで、人は安心感を得ています。 また、排泄されたものを確認するのは、自分の身体に異常がないかをチェックする意味もあります。 鼻かんだティッシュだけじゃなく、脱いだばかりの靴下の匂いを嗅いでしてしまうのも、匂いから身体の

【心理学】「絶対」は自信のない人の言葉

「絶対そうした方がいいよ!」と言う人がいます。 でも、口グセのように「絶対」と言う人は、実はあまり根拠なく言っている可能性が高いのです。 「絶対」という言葉は、漠然とした不安や恐怖などを覆い隠すために使われる傾向があります。 つまり、自分の自信の無さを払拭して、自分自身を安心させたいんですね。 「自分は間違っていないはず」と。 また「絶対」という言葉は、本当に自分が正しいと信じていて「自分の言うことを聞くべき」というアピールのために使われることもあります。 こちらも根拠が

【心理学】自暴自棄になるとき

「もうこんなことやってられるか!」 人が自暴自棄に陥ってしまうのは、八方ふさがりになったとき。 何をやって上手くいかないという状況が続くと、気力を失って何もかも投げ出したくなってしまいます。 人は期待をかければかけるほど、裏切られたときに絶望を感じてしまいます。 過度に期待をかけると、八方ふさがりに陥ったとき、絶望は大きくなる。 なので、人は八方ふさがりに陥ったときには、絶望を避けるため期待を捨ててしまいます。 だから、抵抗する気力がなくなり自暴自棄になってしまうんですね。

【心理学】環境が優しさを奪う

人の行動原理の基本は損得勘定です。 困ってる人を助けることを援助行動と言いますが、これも「恩を売っておけばいつか自分が困ったときに助けてもらえる」という動機が隠れています。 ただ、顔見知りの多い村社会では恩が返ってくる可能性が高いのですが、流動性が高い匿名社会になると返ってくる可能性は低くなります。 なので、都会は援助行動が減って冷たい社会になってしまうんですね。 また「自分の行動が誰かに見られている」というのも援助行動を促します。 村社会では、誰が何をしたのか分かってし

【心理学】なぜ直前でビビるのか

「人生一度切り。大きな挑戦をしてみたい!」 みんな誰しも、冒険的な人生に憧れます。 しかし、実際チャレンジしようとすると、及び腰になって逃げだしてしまう。 心理学者ミラーの「目標勾配理論」によると、人はプラスの目標に近づくほど手に入れたい気持ちが高まり、マイナスの目標に近づくほど逃げ出したくなります。 プラスもマイナスも、近づくほど気持ちが高まりますが、マイナスの目標から逃げ出したいという気持ちの方が急激に強くなります。 報酬もリスクも同じくらいの目標がある場合、遠くにいる

【心理学】コレクターの心理

フィギアなどをコレクションしたくなってしまうのは、2つの理由があります。 ①欲求不満から これは代償行動と言って、叶えられない願望を別の形で叶えようとすることです。 例えば、ミニカーを集めてる人は、高級車が欲しいのだけど手が届かないから、安いミニカーで満たされようとするんですね。 女の子のフィギアを集めてしまう人は、モテないのでフィギアを集めてハーレム気分に浸ろうとしているのかもしれません。 ②達成感を味わいたくて はじめはコンプリートしようと思っていなくても、いくつか手

【心理学】デスクで分かる性格

デスクの上を見ると、その人の性格が分かってしまいます。 いつも散らかってる人は、大雑把で自己管理が苦手な人だと考えられます。 デスクが散らかっていると、物を紛失してしまうことが多いので、仕事の効率が下がります。 さらに、探し物に時間に取られてしまうので、ていねいな仕事が出来ず、ミスも多くなっていくでしょう。 常に片付いている人は、几帳面で完璧主義の傾向があります。 スケジュール管理もしっかりしているので、余裕を持って仕事を終わらせることができるし、ミスも少なくなります。

【心理学】不幸自慢のわけ

「子供のころはホント貧しくて、公園で寝泊まりする日もあった~」など、不幸自慢をする人がいます。 聞いてる方からすると、ちょっとめんどくさいのですが、なぜ人は不幸なんてもの自慢してしまうのでしょうか? 不幸自慢をしてしまうのは、自己顕示欲を満たしたいからかもしれません。 辛い体験を話すことで、「大変だったね」とか「かわいそう」とか言ってもらえて、関心を引くことができます。 また頻繁に不幸自慢をする人は、悲劇のヒロインである自分に自己陶酔している場合もあります。 「大変な苦労を

【心理学】友達は似てくる

自分に大きな影響を与えるのは、いつも一緒にいる人たちです。 例えば、家族や同僚、友達などですね。 友達同士で格好が似てくるのは、互いに影響を与え合った結果でしょう。 また、格好だけじゃなく、思考パターンやモチベーションなども、友達からの影響は大きいと考えられます。 社会心理学者シェリフは周囲の人物がどれだけ自分に影響を与えるかを実験をしました。 実験内容はこうです。 まず、完全暗室に中で被験者に小さな光の点を凝視させます。 暗がりで一定時間小さな光を見つめると、たまにそれが

【心理学】プハーッの心理

一日の終わりにビールを飲むと「プハーッ!」とか、「クゥ~!」って声が出ちゃいますよね。 じつはこれ、開放感を求めるためにやっているんです。 おおげさに「プハーッ!」と息を吐くことで、ストレスまで一緒に吐き出される気分になります。 すると開放感を味わうことができてとってもリラックスした状態になります。 一方、接待や冠婚葬祭ではあまり「プハーッ」とはやらないですよね。 そこは開放された場ではないなので。 「プハーッ」の心理はお風呂で「はぁ~」と言ってしまう心理と一緒です。 コ

【心理学】あざ笑う心理

頑張ってる人に対して「必死すぎw」とあざ笑ってしまう人がいます。 なぜ努力してる人を笑うのか? それは自分の劣等感をごまかすためです。 「自分はダメなやつだ」という現実を思い知ると自尊心が傷つきます。 それを避けるためには優越感に浸ることが手っ取り早い方法です。 なので、頑張ってる人をあざ笑って優越感に浸ろうとするんですね。 さらに、あざ笑うことで誰かに同意を求めることができます。 誰かと一緒になってあざ笑えば、優越感はさらに高まります。 一緒になると安心することができる

【心理学】JK語の心理

「チョベリバ」とか「あげぽよ」とか「激おこぷんぷん丸」とか。 女子高生は昔から自分達でしか通じない言葉を作っていました。 こちろんこれは女子高生だけではありません。 オタクはオタ語を使ってるし、番組プロデューサーは業界用語を使ったりしています。 ではなぜ、彼らは自分達にしか通用しない言葉を使いたがるのか? それは、集団の結束力を高めるためです。 自分達で作った言葉を使い、自分達で作ったルールに従うことで、お互いに一体感を確認し、「自分達は他のみんなとは違う」という感覚を得