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学習塾の合格実績で判断しない!

学習塾の多くは合格実績を公表します。

なぜ合格実績を公表するのかは、少し考えれば誰しもが分かると思います。


理由は大きく2つあると思います。

①合格実績をアピールして、次の生徒募集にいかしたい。

②こんなに合格させたんだぞという自慢

もしかしたら保護者や生徒の要望で、合格実績を公表してくださいということもあるかもですが、、、(おそらくそれはほぼないでしょうね。)

ということで、どちらの理由にしろ、私が親なら合格実績で塾選びをしません。というかむしろ合格実績をアピールしてない学習塾を選ぶかもしれません。

合格実績を公表しない学習塾には、そんなのアピールしなくても生徒が集まるという余裕さえ感じますので、そういう塾を個人的には信頼しています。


それと私が、合格実績をあまり考えないのにはまだ理由があります。

それは合格実績数のカウントの仕方があやしいところがあるからです。

そもそもみなさんはどのような場合に合格実績に数えられてると思いますか?

結構そのカウントの仕方はせこいんです。

まず、

①塾に通っていて合格した生徒の数を数える

これはいいですよね。

②塾に通っていたが、成績が伸びず退塾した生徒が高校に合格したと噂に聞いたので、合格実績にカウント

これはどうでしょう?グレーゾーンではありますが、ギリギリセーフでしょうか。

学習塾によっては、実績を伸ばしたいので、合格発表日に、「そういえば、うちの塾をやめた○○くんはどこの高校に受かったの?」と既存の塾生に聞いてまで実績数にのせたりします。

③講習に1度きた生徒が合格したから合格実績にカウント

まあこれもオッケーだとは思いますが、例えば春期講習や冬期講習だけ来た生徒ならば1週間くらいしか塾の授業を受けてないのに合格実績にカウントされてます。

④入試直前特訓授業を受けたからカウント

学習塾によっては入試直前特訓と言って、入試前に格安で3日間とか授業をやるところがあります。

こんな安く授業が、、、ありがたいと普通の人は思われるかもしれませんが、狙いは合格実績です。

安く直前に上位校対策授業をやれば、今まで塾にたよらなかった頭のいい生徒が最後は少し不安だからと授業を受けにきます。

そうすると直前特訓数日受けた生徒を合格実績にカウントできるというカラクリです。

そして、合格実績を掲げるんですが、この頃の学習塾のやり方としては、「この合格実績は生徒や保護者様の頑張りによるものです」と一言付け加えて、自慢してませんよというアピールをしてきます。

この記事を読んでみて、言われてみれば、そうだなーと共感していただける方もきっと多いと思います。

学習塾選びでは、あまり合格実績を気にせず、

きめ細かく指導してくれるかどうか?

料金は安いか?

入塾費や設備費、毎月なんとなくとられる教材費など明確ではないお金をとられないか?

などをしっかり考えられたほうがいいと思います。

ホームページやSNSを見たときに明確な料金が書いていない学習塾はスルーしたほうがいいですね。

また、ホームページやSNS、チラシが簡潔に分かりやすく書いてあるかも判断の材料にされたらいいと思います。

宣伝が分かりにくい学習塾は授業も分かりにくいはずです。

では、本日はここまでにします。

参考になれば嬉しいです(^o^)