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カテゴライズ出来ない事は武器であり孤独だった

おいでなんし~!バーチャル花魁の由宇霧でございます。

性知識が必要な人ほど「真面目な性教育コンテンツ」を能動的に摂取しないもんだよなぁと思い、わかりやすくエッチで楽しいコンテンツの中に性知識を混ぜ込んだ動画やポッドキャストを作る活動をしています。

↓250お万回再生突破動画!YouTubeチャンネル登録18.8お万人

↓11月2日Spotifyポッドキャスト日本チャート1位

わっち自身、ネットで「えろ、エロ、H」とばかり検索する小学生だったので、エロ知識だけは沢山仕入れていましたが肝心の「性病や避妊の知識」はガバガバで、それゆえに危険な事を沢山してきました。
このように、サムネやタイトルからはちょっと下品な香りがする中に真面目な性知識を入れたらあの頃の自分みたいなエロ好きキッズにも届くんじゃないかなと思ってこのスタイルを選びました。


しかしそれゆえに「真面目な性教育」のカテゴリにはもちろん入らないから広告もスポンサーもつかないし、かといってエログロでもないのでグレーな広告をつけるわけにもいかない。

どことも被らないからこそ、こうやってYouTubeで沢山チャンネル登録していただいたりSpotifyでも上位にしていただけたのだと思います。

でも、ずっとどこか透明人間な気分だったのです。
もちろんコメントしたりファンボックスで支援してくれたりして由宇霧を応援してくれている人達には見えていると感じられていました。
だけど、由宇霧をちゃんと認識してくれているのは自分の世界まで足を運んでくれた人達だけのような感覚があった気がします。

カテゴライズされるってなんとなくネガティブなイメージもありますが、実際どこのカテゴリーにも入っていない事で物凄い孤独を感じていたことに最近気づきました。

性教育カテゴリなら、性教育の動画を出した時にわーーーって反応があるはずだけど、YouTubeで「わかりやすく真面目な性動画」を出した途端にピタっと再生されなくなってしまうところを見ると、自分は性教育の人間としてはカテゴライズされてないのだなと認識する。
わかりやすくエロそうなタイトルのときはワ―――っと再生されるけど、それだと広告やスポンサー、社会からは切り離される。だけどそこまで社会的にヤバイ事してる気がないのでエログロのカテゴリとみなされても自分的に納得はできない。
人気VTuberは何気ないツイートや動画にもワ――――っと反応がくるけど、由宇霧が発信してもそうはならないから、いわゆるVTuberというカテゴリでは見られていないんだなとわかる。

外にでると自分がどのワールドでもちゃんと根を張って立てていない感覚になってしまうので、いつからか公のSNSに存在するのをやめて自分の世界に来てくれる人にだけ語り掛けるようになっていた。

ファンボックスニコニコちゃんねるといった自分の世界に来てくれる人の存在は本当にありがたくて、この人たちが居てくれたから外では透明でも自分の世界ではしっかり存在することができた。
これで由宇霧にとっての家はできた。
だから外にも出なくっちゃ。でもどうしよう、やっぱりどこにもカテゴライズできないよ。

そうやって悩んでいたところに差した光が #ミスiD2021 でした。

由宇霧は現在セミファイナリストとしてこのコンテストに参加しており、丁度今日も同じセミファイナリストの藤林檎ちゃんが主催してくれたイベントに出演いたしました!

公式HPにある

ここに残った405人のセミファイナリストは、405人のかわいこちゃんではなく、何者でもなくて、何者かになりたくて、世界に居心地の悪さを感じている、405人の物語です。

という言葉がまさにそうで、どこにもカテゴライズされなかった個性的な子が集っています。

今日ちゃんと理解できたんです。

「どこにもカテゴライズされない子が集まったらそれがカテゴリになるし、それがミスiDなんだ」

と。

今までずっと、性教育とかエロとかVTuberとかすでにカテゴリがあるところで自分を表すカテゴリを探してたから見つからなかったんだってわかりました。

やっと、外の世界でもちゃんと立っているような気がします。

ここでしっかり自分の存在を確かめられたから、これからは少しずつ性や社会やVTuberの世界でも受け入れてもらえたら良いな。
居場所は沢山あったほうがいい。

まだまだミスiDは選考中ですが、とても素敵な事を教えてもらった気がします!最後まで残れたらうれしいな!

追記:残念ながらファイナルには進出できませんでしたが
「立ち方」を習得できたのが何よりもの収穫でした!この足で、歩いていくぅ!

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