2023年4月1日のリミットレギュレーション振り返りと2023年7月1日からのリミットレギュレーションについて
1.2023年4月1日のリミットレギュレーションから2023年7月1日のリミットレギュレーションへの移り変わり
こんにちは、ハサです。
2023年4月1日のリミットレギュレーションが
終わろうとしています。
皆さん、遊戯王を楽しめているでしょうか。
2023年4月1日のリミットレギュレーションは
ティアラメンツや深淵に大幅規制がかかり、
規制ががからなかった斬機やピュアリィが
現在の大会環境で活躍しているテーマとなります。
大幅規制のかかったティアラメンツが
未だに大会環境で活躍しているのは驚きです。
他にも先攻ワンキルが可能な超重武者や
デッキ破壊テーマである神碑、
それに続きアダマシア、R-ACE、クシャトリラ、
VSなどが活躍していると思います。
そんな中で恐竜はというと、
相変わらず使用率は低く、
大会で見かけることもかなり少ないです。
超越竜やエヴォルカイザー・ラーズなど
新規をもらっていますが
安定感が改善されたわけではありません。
幻創のミセラサウルスによる
耐性付与と特殊召喚効果は相変わらず健在で
使用することができれば、
多くの試合で勝つことができます。
今後も恐竜族の新規カードが増えるので
楽しみではあります。
2023年7月1日のリミットレギュレーションでは
超重武者に大幅な規制がかかったり、
クシャトリラ・フェンリルの禁止、
ピュアリィ・スリーピィメモリーの制限など
大会環境で活躍しているテーマに規制がかかります。
新たなレギュレーションで行われた大会では
ピュアリィ、R-ACE、ティアラメンツ、
ラビュリンスなどが活躍しました。
分布の多かったピュアリィは
決勝トーナメントへの進出者が1人と
規制の影響があったようです。
しかしながらメタゲームを読んで
優勝されたようです。
ドロール&ロックバードのメイン採用はなくなり、
無限泡影の採用が増えたようです。
無限泡影が増えると読んで、
優勝者は虹の架け橋を採用したようです。
恐竜への影響は金満で謙虚な壺が
制限になることです。
そのため、若干安定感が落ちます。
影響はその程度なので、
7月1日からも恐竜は戦えると思います。
2.2023年4月1日リミットレギュレーションでの恐竜を使った結果
超越竜が収録されて
ラーズが来る前のCSの結果です。
https://twitter.com/hasayp/status/1647204663048171520?t=0tDsuXTjo17NpX7BpYDJNA&s=19
ベスト8になってしまいました。
恐竜でトナメに残れて嬉しかったですが、
良くない成功体験でした。
事故軽減を謳ってグラウンドゼノや
スモールワールドが採用されています。
このCSでは2種類とも引いていません。
そのため、それら2種類の使い勝手が分からず、
思考だけでは良さそうな構築となりました。
それが後の店舗戦で事故要因になります。
ただでさえメインからドロバが流行っている環境で、
サーチ札を増やすのは間違いでした。
ダイノルフィアを採用した形も
再度試したりもしましたが、
中々結果が伴いませんでした。
以前に手札誘発多めの恐竜で
結果を残した構築を見てそれを元に組み直しました。
YCSJで使用したデッキです。
このときは2勝2敗と
思うような結果は残せませんでした。
最後は先攻なのに手札誘発を引きすぎて負けました。
後攻になった場合でも
それなりに対応できる構築です。
この構築を元に店舗戦の
ラストチャンスに参加しました。
惜しくも決勝で負けてしまいました。
最後はスト負けしているので完敗です。
負けるべくして負けました。
メインは手札誘発多めにして、
サイドチェンジでダイノルフィアを採用します。
この大会において、全てじゃんけんで負けたので、
手札誘発多めの構築は正解でした。
妨害を構えられずも
手札誘発で相手の動きを阻止して、
自分のやりたいことを通すのが
比較的安定感を高めるのではないかと思います。
先攻盤面もドルカ、ゴアトルスorアルコンと
控えめな展開になります。
多くの場合で上記盤面を構えれば
相手が動けなくなると思い、
メイン戦でさらなる妨害は過剰かと感じました。
しかし、サイドチェンジ後は上記盤面は脆く感じ、
ダイノルフィアを投入することにしました。
続いてアニメーションクロニクルに収録された
《ヘルカイトプテラ》や
《ヘルホーンドザウルス》を採用して
CSに参加したときの結果です。
https://twitter.com/hasayp/status/1670003532504907776?t=CoyqGzgG5dQRjc2ZnQdz9A&s=19
新しいギミックを入れる代わりに、
手札誘発を減らしました。
今回は全ての試合で1本目は先攻を取れたので
それが勝ちにつながったと思います。
サイド後の里プランも上手く刺さり、
負けたあとに先攻を取れたときは
有利に試合を運ぶことができました。
決勝トナメではスト負けしますが、
2本目は焦って勝ちを取りに行こうとして
プレミをしてしまいました。
次章では《ヘルカイトプテラ》を採用した
デッキについて解説していきます。
3.サンプルレシピ
太陽CSで使用したデッキについてです。
究極伝導恐獣
今の環境でも十分強い制圧効果を持ち、
フィニッシャーとしても使います。
今回の構築では2枚採用しています。
魔法・罠無効はエヴォルカイザーラーズに任せて、
先攻から妨害として使います。
怒炎壊獣ドゴラン
後攻になったときに厄介なモンスターを
処理するために入れています。
メイン戦でもエクスピュアリィ・ノアールなど、
厄介なモンスターを処理するのに重宝しています。
魂喰いオヴィラプター
優秀なサーチモンスターです。
初動で足らないパーツをサーチしたり、
ドゴランをサーチすることができます。
ドロール&ロックバードを使われた際にも、
恐竜族モンスターを墓地へは送れます。
幻創のミセラサウルス
最も優秀な恐竜族モンスターです。
手札から発動する効果を使えば、
恐竜族モンスターがほぼ無敵状態になります。
このモンスターのお陰で恐竜に対して
ニビルを入れることがほぼ無意味になります。
ウルパラカッコいいです。
ヘルカイトプテラ
今回新たに投入した新規カードです。
ジャイアントレックスに融合サーチと
融合サルベージが付いたモンスターです。
このモンスターのお陰で展開の幅が増えました。
詳しくはヘルホーンドザウルスのところで話します。
プチラノドン
破壊されて墓地へ送られると
レベル4以上の恐竜族モンスターを
デッキから特殊召喚します。
通称卵です。
強制効果なので優先的にチェーンを組みます。
墓地へ送られる必要があるので、
相手がアトラクターなどの
除外カードを採用する場合は
サイチェンで枚数を減らします。
ベビケラサウルス
プチラノドンとほぼ仕事は同じで、
違うのはデッキから特殊召喚するレベルが
4以下になります。
リトスアジムが絡む展開だと、
ベビケラサウルス2体を破壊するのが強いです。
珠玉獣−アルゴザウルス
召喚・特殊召喚する際にプチラノドンなどを
破壊して究極進化薬をサーチするのが仕事です。
通称卵割り機です。
純構築なら3枚にしても良さそうです。
召喚権を切る場合はミセラを持っていないのが
バレるのでできればミセラで特殊召喚したいです。
ミセラ、アルゴ、卵の場合だと、
アルゴ召喚して相手に手札誘発を
使わせるのもありです。
真竜皇リトスアジムD
召喚権を使わず卵を破壊することができます。
卵を2枚破壊すると、
相手のエクストラデッキを見つつ
うららケアしながら展開しやすいです。
新たなギミックのお陰で
このカードの使用回数が増えました。
灰流うらら
増殖するGを止めるために3枚必須です。
このカード1枚でも相手の盤面を
弱くできることがあるので使えます。
増殖するG
特殊召喚が多い環境なので3枚入れています。
先攻に寄せる場合は2枚サイドに落とします。
ドロール&ロックバード
サーチが多い環境の場合は使えます。
あとは相手の増殖するGによる
ドロー枚数を2〜3枚に減らせます。
D.D.クロウ
墓地を対象とするカードが
採用される相手に刺さります。
ピュアリィ・リリィなどの
エクシーズ素材にする効果を防げます。
斬機超階乗にも有効です。
化石調査
展開系の恐竜なので3枚必須です。
ミセラサウルスやプチラノドンなど
足らないカードをサーチしましょう。
うららチェックに使うのもありです。
究極進化薬
1枚素引きしてもいいように2枚採用です。
稀に2枚引くこともあるのでそれは仕方がないです。
素引きしても場合によっては使えるので、
問題ない場合もあります。
金満で謙虚な壺
卵割りセットを揃えたり相手の手札誘発を
無効にするためのカードを加えにいきます。
エクストラで飛ばすカードは
使わなさそうなカードを選びましょう。
融合
ヘルカイトプテラでサーチします。
素引きしても使いにくいので1枚です。
ガーディアン・キマイラを融合召喚できます。
ドラゴニックD
ヘルホーンドザウルスで置くフィールド魔法です。
今回のギミックのお陰で使用頻度が増えます。
素引きしても初動の1枚として使えます。
ロストワールド
ドラゴニックDを素引きした場合に、
ヘルホーンドザウルスで置くフィールド魔法です。
魂喰いオヴィラプターと合わせて、
最低限の妨害を構えられます。
恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚すると
トークンを出せるので無限泡影や拮抗勝負を
防ぐことができます。
トークンがあると、相手はトークンしか対象に
取れなくなるので厄介だと思います。
墓穴の指名者
うららやGなどは止めたいので入れます。
斬機超階乗についてはネオテンペストで
ディセーブルムが墓地へ送られていると
無効化されてしまいます。
抹殺の指名者
墓穴同様に手札誘発を止めます。
無限泡影も止められるのがいいところです。
ミセラ引けていればいいですが、
毎試合引けるわけでもないので。
今回は無限泡影をサイドに入れています。
続いてエクストラデッキについてです。
ヘルホーンドザウルス
今回の新ギミックカードです。
ドラゴニックDなどの強力なフィールド魔法を
デッキ・墓地から置けるので強いです。
ヘルカイトプテラを素引きしても、
このカードの効果で召喚権を増やせるので、
展開の妨げにならないのは優秀です。
レベル6なのでエヴォルカイザー・ラーズの
エクシーズ素材になります。
ガーディアン・キマイラ
融合を採用しているので、
後手捲くり要因として採用しています。
メインから相手の魔法・罠の破壊を
狙えるのでいいと思います。
恐竜の苦手とするドロー効果があるのもいいです。
エヴォルカイザー・ドルカ
優秀なランク4エクシーズモンスターです。
恐竜には必須です。
エヴォルカイザー・ラギア
サイドチェンジ後のプランで出すことがあります。
エヴォルカイザー・ラーズ
先攻展開で出したいランク6モンスターです。
エクシーズ素材があると
対象に取られないのも優秀です。
転生炎獣アルミラージ
卵+究極進化薬のような引きをした際に、
究極伝導恐獣は出せるようにすることができます。
何気に使うので恐竜には必須だと思います。
リンクリボー
今の先攻展開では使う回数が減りましたが、
後攻サイチェン後に使うことがあります。
セキュア・ガードナー
転生炎獣アルミラージや
リンクリボーを墓地へ送りたいときに出します。
下ブレケアとして入れておきたいです。
クロシープ
今回の展開プランで使用します。
詳しくはショート動画をご覧ください。
暗影の闇霊使いダルク
リンク数を伸ばしたり
サイチェン後のプランで使用します。
崔嵬の地霊使いアウス
リンク数を伸ばすときに使います。
この枠はI:Pマスカレーナに
変えてもいいかもしれません。
トロイメア・フェニックス
メインからセンサー万別を剥がしたり、
その他魔法・罠を破壊するために使います。
トロイメア・ユニコーン
アクセスコードに繋げる前に使います。
アクセスコードを出さなくてもバウンスして
ワンキルを狙いにいけることもあります。
続いてサイドデッキについてです。
ダイナレスラー・パンクラトプ
後攻になったときに使えるモンスターです。
究極進化薬で特殊召喚できるため、
恐竜の場合はメインから入れていても
あまり問題はありません。
今回は先攻展開によせているので、
メインには採用せずサイドに入れています。
屋敷わらし
手札誘発の自由枠です。
斬機超階乗や後攻になったときの墓穴を防げますが、
ピュアリィ・リリーなどの
エクシーズ素材にする効果は防げません。
先攻では使いにくいのでサイドに入れました。
幽鬼うさぎ
今期強いので1枚採用してみました。
実際に使えてないので使用感は分かりません。
ドロール&ロックバード
サーチが多い相手に枚数を増やします。
D.D.クロウ
墓地を対象とするカードが多そうな場合に
枚数を増やします。
ハーピィの羽根帚
伏せが多い相手に採用します。
ライトニング・ストーム
後攻から捲くりたい場合に採用します。
拮抗勝負に変えてもいいかもしれません。
魔法族の里
先攻になる場合に採用します。
ヘルボーンドザウルスで置けるので、
冥王結界波もケアできます。
レッド・リブート
後攻から捲くりたい場合に採用します。
無限泡影
3枚採用していますが、
入れても2枚にすることが多いです。
紅蓮の指名者
先攻になるときに相手の手札を見て、
1枚バンデスしながら
妨害での止めどころを考えます。
以上がデッキレシピの説明となります。
4.最後に
今年は恐竜族の新規カードを多くもらっています。
やれることが増えて
最大盤面が強くなったと思います。
しかしながら、大会環境で活躍できるような
安定感を得られたわけではありません。
よくある質問なのですが、
恐竜にスクラップを採用しませんか?
と言われます。
恐竜にスクラップを採用する場合は
先攻ワンキルをする場合となります。
先攻展開する場合は採用しません。
スクラップを素引きしても
いいことはあまりありません。
恐竜の2枚初動に加えて素引きしても動きやすいのは
ゼノ・メテオロスやヘルカイトプテラです。
その点も踏まえて紹介したレシピを元にした
構築が比較的戦いやすいと思います。
人それぞれ考え方や使い方が違うので
自分にあった構築を試してください。
7月30日に恐竜のデッキを持ち合わせる
オフ会を開催予定なので、
良ければ参加してください。
(オフ会は中止となりました。)
今回のnoteは以上となります。
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