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最初で最後になってしまった激戦の地🇫🇷

僕の今年の最大の目標であったツールドラブニールに参加できなくなってしまった。

昨年初めて出場させてもらい、そのレベルの高さとそこでリザルトを残した選手がヨーロッパでステップアップをしてくのを間近で見ていた。

そのためラブニールは自分をアピールできるものすごく重要なレースで、数少ない世界トップの同世代と戦える場所。

僕はスプリントー、クライマーではないがアップダウンがある程度あってタフなレースになるコースが得意

今年はツールドラブニールでの中間ステージ(得意なコース)でのTOP5を目標に3月から計画的に減量開始、トレーニング内容も4〜10分の高強度反復などとそこに絞って、8月にピークを持っていけるように昨年の最後のレース(ジャパンカップ)を終えて、休養を挟んでからラブニールのために昨年の11月から準備をしてきた。

今は”悔しい”この言葉に尽きる

しかしまだシーズンは終わったわけではないし、現チームのレースプログラムも素晴らしく、価値のあるヨーロッパのレースを走らせて頂いている。

今もステップアップするために毎日試行錯誤しながら勝利を目指してモロッコでレースを走っている。

本当に悔しいけどこれからのヨーロッパのレースでしっかりリザルトを残せるように頑張ります!

RTAさんの記事にもあったけど昨年、チャリダーさんが取材して頂きテレビ放送もあってからか、高校世代の選手からラブニールについての質問をよくもらう。

そんなみんなにまだ色々申せる立場ではないけど一言。

来年、再来年は出場の機会はあるかどうかはわからないけど本当に毎日戦争に来てる感じ!笑
落車頻度も山岳コースのきつさも、、

・どうしたらラブニールに出れますか?
・ラブニールで活躍するにはどうしたらいいですか?

この質問をよくもらうので、その問いに対する答えはないけど僕から言えるのは

まずは国内でリザルトを残して自分をアピール!そして、セレクションに選ばれる。

そしたら、まず完走するには最低限、山岳に対するタフ差が必要だと思う(1時間以上の登りもでてくる)

総合を狙うなら圧倒的登坂力が必要、

ステージに絞るならスプリントで狙うのか、それでも僕みたいにタフなコースで狙うのか

明確に的を絞って自分が活躍できるように取り組んで欲しいです

何より必要だと思ったのは強い精神力!第一ステージではみんなフレッシュですごく荒れるし、落車もすごい、たとえ第一ステージボロボロになってもめげずに残り7日間走り切ると言う精神力やヨーロッパのせんしに負けない気力も必要だと思う。

去年は2つ下の鎌田くんが第一ステージでかなり派手な怪我を負ったけど毎日、痛い〜、痛いです〜って言いながらチームの為自分のために、ボロボロな体で走ってるのを見て僕も気合いが入りました

そのくらい強い気持ちを持つのは大事だと思います

僕の個人的意見なので、よく質問をくれるジュニア世代皆、参考までにして欲しいです!!

僕は残り3日間、ツールドモロッコ頑張ります!

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