雑記 1/2

新年のごあいさつも済んだし、ということでコラボ作1本目、公開してきました。
1話完結の掌編で行く予定です。
週1更新なんて難しいかな?とは思いつつも、技量UPには欠かせない頻度。
本当は1日1本をやりたかったのですが。
それは流石に仕事が再開したら難しいかな、と。あれは学生の頃だからできた基礎トレのようなものですね。
次回以降は、毎週日曜の夜に更新予定です。

さて。
小さな自己主張はともかく。
年末から年明けに読み終わった本のことでも。

まずはこちら。

朱川湊人さんの本です。
実ははじめて読んだ作家さん。
この作品を知ったのは、昨秋に放送された「世にも奇妙な物語」の原作になっていた短編が収録されていたから。
原作があるなら読みたくなるじゃないですか。……そうでもないですか?
そういうタチなもので、キッカケはそんな安易なものだったのですが。

読み終わって思わず自分の手をまじまじ見下ろしてしまいました。
単純に大好物な感触の短編集だったのもありますが。
それ以上に、自分でもいつどのタイミングで彼らのようになるかわからない、というのが真っ先の感想。
そのくらいリアルで、もしかしたら隣人がそうなのかも知れない、と迂闊にも思ってしまうほど日常の匂いが強い短編ばかりでした。

そしてこちら。
年越しに読んでいたのは……。

創作の神様、と勝手に呼んでいる一人、小野不由美さんの作品。
確か映画化されているんでしたよね。

年越しに読んでいたのがホラー、というのも自分らしいかな、と思ったり思わなかったりですが。
解説にもありましたが、本当に怖い作品でした。それも、所謂ホラーとは違う怖さ。
薄ら寒い空気がずっとついて回る印象。一人称だったのも、水気の多い薄暗い場所をヒタヒタ歩くような怖さを増長させる一因だったのでしょうが。
怪談が苦手な方にはオススメできないですね。
一時期ホラーばかり読んでいた自分でも、無意識に夜中は読むのを避けていたくらいなので。

それから。これをノンフィクションと読むか、完全なフィクションと読むか、創作を交えた体験と読むかはかなり分かれるんじゃないかな。
怪談にそうとう耐性のある方にはオススメしたい作品でした。

とりあえずこれで積ん読から2冊マイナス。
今は180度タイプの違う小説のアンソロジーを。
コンビニの書籍スペースでうっかり惚れた本です。
次は多分、3冊まとめて書き残しにくる予定です。
その前にコラボ作の更新となりそうですが。
それではまた。

#雑記

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