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エデン条約感想語り【ブルーアーカイブ】

皆さまこんばんは、弓削彼方です。
今回は先日一区切りがついたばかりの、エデン条約編の話を中心に感想を語りたいと思います。

今回の記事の対象となる方は以下の通りです。
・エデン条約編を全部見たのでネタバレが大丈夫な方
・行間が読める方
・比喩とか例えが理解できる方

それでは、感想を語ってまいりましょう!

・素直に泣いた

これは実際にプレイした人なら分かると思いますが、泣けるシーンが多い。
アズサとヒフミの別れ、ミカを迎えに行くシーン、パジャマ姿のヒナ、覆面水着団の友情、私たちの物語、そしてクライマックス。
どこでも泣ける要素が満載だし、生徒たちのことを思っているほど、どのシーンにでも刺さるものがあると言うのが全体の感想です。

・「私は……もうこれで、二度と……」

アズサ

アズサがヒフミと決別した後に、覚悟を決めてやったあの一撃。
そして、これで本当にもう二度とヒフミのそばに居る資格が無くなった帰る場所が無くなったと言う絶望
そう言う色んな感情が合わさり、全ての絶望を背負ったかのようなあのシーン。
この時のアズサの心情を思うと、なんとも言えなくなります。
ただ、これは絶望を表すものであると同時に、このあとアズサがもう一度前に進み始めるその瞬間のシーンでもあります。
ここからまた諦めずに歩み出す強さ。
これを我々は学ぶべきものであると思います。

この画像で散々不安にさせたアロナ許さんぞ!!!

・覆面水着団

覆面水着団

アビドス(対策委員会)編で出て来て、最初は単なるギャグだと思っていた覆面水着団。
それに巻き込まれたリーダーのファウストことヒフミ。
でもホシノがさらわれた時には、アビドスの為に砲撃支援をしてくれた心優しきリーダーファウスト
アビドス編をやっただけなら、これがエデン条約編のための大切なピースの一つだなんて気づかないですよ。

対策委員会のみんながホシノと言う大切な先輩を失いそうになった時にヒフミが助けに行き、ヒフミの大切な友達であるアズサを救うために集まってくれた対策委員会のみんな。
アビドスは事情により5人しか居ないと言うこともありますが、それでも学園を超えた友情なんです。
まだ小さな規模だけど、これがトリニティとゲヘナや、トリニティとアリウスなどにも広がる日が来るのかもしれません。

絵面的にはギャグみたいシーンだけど、普通に泣けましたね。
あとナギサさまスヤスヤでよかったな・・・・

・ミカとセイア

ミカの所でも泣いてしまいましたね。

ミカ2

ミカ1

ここはミカの本当の心の声ですよね。
ミカは本当に純粋で、例えば本人は気分と言っていたけれど「ゲヘナが嫌い」と言うのは何か憎しみとか恨みがあると言う話じゃなくて、「例え益虫だろうが虫は嫌い」と言うのと同じレベルの単なる自分の感情だけの話だったんだと思います。
それがティーパーティーのメンバーだった故に、拡声器を通したみたいになってしまっただけ。

ミカ3

このアリウスの話も、素直に単純に純粋に「時間経ったし元はトリニティだからそろそろ仲良くできるんじゃない?」みたいな考えだったんだと思います。
良い意味で、まだ大人ではない純粋な考えだったんです。
けれどもそこはティーパーティーだから、ナギサとセイアに「利益とかメリットがないとそんなこと無くない?」って言われて、セイアが言っていたゲヘナへの憎しみだけじゃなくて、全てにおいて理由・理屈が付かないといけないんだみたいに考えてしまって、あんなことになったんだと思います。

その彼女を先生が迎えに行った所で、色んな感情とかが全部爆発して、もう一度純粋な彼女に戻って、「セイアとナギサにもう一度会いたい・・・」って素直になれたんだと思います。

セイア1

セイアも自分でミカのことについてこう言ってるし、ちょっと反省していると思います。
そしてセイアもまた大人ではないのだから、どこか至らない部分もあって当然です。
エピローグでこれからは素直に話を出来る本当の友達になれそうな流れが若干あったので、ミカとセイアには頑張って欲しいですね。

あとコハルはあの状況で勇気出せて偉かったぞ!
紛れもなく正義実現委員会だった!!

・私たちの物語

私達の物語

今回の一番の見せ場ですよね。
アズサを助けるために補習授業部のメンバーが合流し、また周りは正義実現委員会や風紀委員会が包囲を固める。
そんな中でもサオリもひるまずに語る。
でもヒフミは負けずに自分の言いたい事を、意思を、想いを語る。
ここで泣かない人はいないと言うぐらいの見せ場です。

ハッピーエンド

僅かに前のシーンではハッピーエンドが好きだとも言っています。
これは前回追加された前半で、ヒフミがさらっと言っていた言葉ですね。
某大手掲示板の住民も、ヒフミの「ハッピーエンドが好き」と言う言葉を頼りに、今回のお話が悲惨なものになるはずがないと信じていたはずです。
そのヒフミが本当にハッピーエンドを掴み取る。
ブルアカ名場面の一つに数えていいと思います。

あと、このシーンにボイス付けてくれてありがとう運営さん

・ちょっと息抜き

・マコトの強さ

マコト

ズルいやろw
前半が終わった時は「マコト許せねぇ・・・」「さすがに今回はギャグでは済まされない」みたいなことが言われていて、ヘイト取り100%超えていたのに、エピローグの一番最初にこれぶっこまれたら許すしかないでしょ。
あと何気にちゃんと病院の病衣着た上で、コート羽織っているの凝ってるなぁ・・・と思いました。
今回は新規モブキャラも多く、絵師さんお疲れ様ですと言う気分です。

・パジャマヒナ

パジャマヒナ

今回の見せ場であった19話(?)、上のヒフミの一番の見せ場と同じ「私たちの物語」の一シーンで出て来たパジャマ姿のヒナです。
ヒナを招集している先生には、なかなか刺さる台詞があったようですね。
ってか召集してなくてもあのシーンは可愛いと思えます。
実はホシノと補習授業部のことを羨ましく思っていたり、さりげなくホシノ関連の爆弾情報を出してくれるのが、さすがヒナ!って所ですね。

・エデン条約の更新

ここからまた真面目なお話に戻りましょう。

宣言

エデン条約機構

二つ目の見せ場であるエデン条約の更新、アリウスの作りだした捻じ曲がった条約の乗っ取りです。
こんなこと許されるの?と思いますが、セイアが一つヒントをくれていますね。

シャーレ

発起人

アリウスが昔の公会議の時に持ったままだった権限を使って、今回のエデン条約を乗っ取ったと言う話がありましたが、それの応用ですね。
砕けて言うと「でも今回のエデン条約は連邦生徒会長が発起人だからこっちにその権限あるよね?だからこっちが宣言するわ」と言う形で、こっちが正式なエデン条約だと言って条約を発効し、エデン条約機構の権限を奪い取った形です。

ティーパーティ

しかし、賢明な先生方ならば一つ疑問が出て来るはずです。
ティーパーティーと、ゲヘナ側の代表である万魔殿のメンバー居ないんじゃない?だから条約を結ぶことは不可能では?っと・・・
でも、セイアはもう一つヒントをくれています。

契約の歪曲

「契約を曲解し歪曲し、望み通りの結果を捏造する」

ここから先は個人的な推測ですが、やはりティーパーティーと万魔殿は条約を結ぶには必要だと思います。本来であれば・・・
しかしこの時、ティーパーティーのセイアとナギサは負傷により眠っている状態で職務遂行不能、ミカも罪有りとして(形式上は)投獄中の身なので職務遂行不能であると「捻じ曲げて解釈」し、ティーパーティーは全員職務遂行不能である。
万魔殿も議長マコトと主要メンバーは飛行船墜落によって負傷しため、職務遂行不能であると捻じ曲げて解釈する。
その代わり、次のティーパーティーメンバーと目されていたハナコと、ナギサの寵愛を受けるヒフミをティーパーティー代理とする。
また万魔殿の次に統制力を持つ風紀委員会を万魔殿の代理にする。
他の学園に影響を持つ連邦生徒会長(の代理)の権限で、先生が捻じ曲げて曲解して屁理屈をこねてそれを成立させる
そうやって両学園の代理にシスターフッドなどの立会人もあの場に集めて、エデン条約を成立させたのではないかと思っています。

本当の所は分かりませんが、セイアがこう言っており、アリウス(の裏に潜んでいる奴)も似たようなことをしていたのだから、先生も大人気無くこうしたのかな?と考えると、面白いのかなと思います。

・大人のカード

マエストロ

みんな大好きマエストロさんの作品と対峙する最後の戦闘。
先生はついに大人のカードを使います。
それはいつものストーリー戦闘と違い、それぞれの先生が育てた生徒が使える、ある意味特殊な戦闘です。

ちなみに前に大人のカードを使おうとしたら黒服さんの好意で止められたので、ゲマトリアに対して使うのは初めてですね。

黒服

黒服やマエストロが言っている通り、大人のカードを使う代償は時間・人生や生命そものらしいです。
先生は本来キヴォトスの外の人ですから、ストーリーの中の謎が半分と同時に、ちょっとメタな話である我々がこのブルーアーカイブに費やした時間別のカードの支払代金も、先生の大人のカードの代償に入っているのだと思います。

ただ、大人のカードの効果が単純に「育てた生徒の召喚」とか「違う時間軸から成長した生徒を呼び出す」と言うわけではないと、私は思っています。
あの戦闘は、あくまでもこのシステムにおける可能な範囲で、本来あり得ない奇跡や特殊な現象を、ああ言う形で表現しただけでしょう。
もっと生徒もゲマトリアも、もしかしたら先生自身も良く分からない奇跡が起きて、あのヒエロニズムを退けたのだと思います。

この大人のカードの解釈と謎も、今後の楽しみであると思います。

・その他の小ネタ

・自警団スズミ
ぼっちのイマジナリー自警団じゃなくて、ちゃんと他のメンバーの存在が確認されましたね!
ただ、スズミからめっちゃ塩対応されてましたけど・・・・


・救護騎士団ミネ団長

ミネ団長

モブトリニティ生徒の話だと、めっちゃ脳筋そうですね。
胸部装甲が厚いのでウスイホン的に人気がありそうですが、ブルアカがエッチなゲームだと思われたら困るのでエッチなのは駄目!死刑!


・ペロロ様

ペロロ博士

今回出て来た渾身のペロロ様爆弾のせいで、サオリがペロロ様にトラウマ持たないか心配ですね。
某大手掲示板で、別のシーンで持っていたサオリのスマホをペロロ様に変えている高度なコラがありましたが、あれ・・・大体合ってたな・・・


・ヒヨリ

ヒヨリ

サオリとミサキは完全に知らない風だったのに、ヒヨリだけ覆面水着団にちょっと思い当たるフシがあるの笑った。
こう言うシリアスの中にも、軽いジャブでギャグを入れて来るの上手いですよね。

・最後のまとめ

状況が状況だけに緊迫感のある中でのお話でしたが、その中にも笑いと沢山の涙、そして感動があり、とても楽しいお話でした
そして他のメインストーリーにも張られた伏線と言うのか、このお話の為に作られていたパーツ。
それぞれが単独のお話なのではなく、ちゃんとどこかで繋がっているのだなと思える素敵な展開でした。
きっと次はまた別のメインストーリーが始まり、トリニティとゲヘナの話からは離れると思いますが、また将来この話の続きが見れることが楽しみでなりません。

アリウス

最後のこのシーン。
事情により逃げ回ることになりそうな4人組ではありますが、例え一度は敵対したアリウスでも、がっつり腹に穴を開けられても、先生は生徒の味方のはずです。
この4人の生徒と触れ合う日が、いつか来るのが楽しみですね。


以上で、エデン条約の感想とちょっとした考察と小ネタの話は終了です。
もうすぐブルーアーカイブは一周年!
これからのワクワクと透明感に期待して、まだまだ遊びましょう。

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