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指の先に触れた

皆さまこんばんは、軍師の弓削彼方です。
今回のお話は昔話とこれからの話。


私が配信と言うものに興味を持ち始めたのは、4年と数か月ほど前でした。
それまであまり外の世界に興味がなかった私は、配信は当然として大手動画サイトの動画を見ることも殆どありませんでした。
初めて配信を見た時は「こう言うのも面白いな」と思う程度でしたが、何度も見る内にとても魅力的に思えてきました。
ついにある日、自分にも伝えたいものがあるからと言うことで、配信や動画を投稿すると言うことをやってみようと決断しました。
色々と準備を整え、主君である陛下の御意を得て、3年と数か月前に配信や動画投稿をするようになりました。

私が伝えたかったのは兵法と軍事についてでした。
私は軍師と言う立場上、兵法やその他軍事に関する知識について一日の長があります。
治に居て乱を忘れずと言う言葉があるように、今は平和な世であってもいずれそれが乱れる時が来る。
それに備え、またその時が来た時のために、必要な知識を皆さまに少しでも提供できればと思い始めたことでした。
残念ながらその努力が実ったとは言えず、今年の春に下の記事でまとめたように一区切りを付けました

春からは兵法に関する配信や動画の投稿は行わず、ゲームの話などをする雑談をたまにやって過ごしてきました。
その間に色々と考える時間を作りようやく何かを掴めそうになって、その何かが指の先に触れると言うところまで来ました。



私が実際に配信とか動画投稿をやって身に染みたのは、人様に見て貰うと言うハードルは城壁よりも高いと言うことです。
また仮に配信や動画を見て貰えたとしても、その伝えたい内容(私であれば兵法の知識)をしっかりと伝えることは難しいものでした。
配信環境を整えたり動画を作って投稿すると言うのは、多少のお金と手間がかかりますが誰にでも出来ることだと思います。

私は配信や動画で人様にメッセージを伝えるのが、あまり上手ではないようです。
また私は、せっかく作った動画や配信の宣伝も致命的に下手なようです。
一例を挙げると、私はツイッターで同じ内容のツイートを何度も出したりRTすると言うような積極的に同じ内容の宣伝を何度も繰り返すことを好まない性格です。
この性格が災いし、より宣伝不足に繋がったのだと思います。

どうやら私は人に何かを伝えるための話術だとか、自分の作ったものを外に宣伝すると言うような対人スキルが低いようです。
逆に書を読んで知識を蓄えたり、それを文章や書類にまとめるような直接人と関わる必要のないことの方が得意なようです。

大分昔になりますが、能力の輪と言うお話をしました。
下の記事にまとめた話です。

この能力の輪の考え方に従えば、不得手である人に話すと言う形の配信や動画に力を注いだり、それを積極的に売り込む宣伝に熱心になるよりも、、知識を蓄えてから資料なり本なりにしてまとめ、それを必要とする人にお渡しすることに全力を注いだ方が良いのだと気付きました。
ですので今後は、あまり表舞台に出ずに裏で地道な作業を続けて行こうと考えています。


配信と動画関係について一言残して置きたいと思います。
すでにお話した通り、兵法や軍事学に関する配信と動画投稿は今年の春で終了しております。
兵法や軍事に関する知識はnoteの方で記事にした方が閲覧率も高かったので、今後もnoteの記事にしてこれらの知識を普及させていきます。
超初心者向けの簡略な兵法記事の作成は、今皆さまが見ているこの雑記用アカウントで行っています。
しっかりと理論立てた、多少なりとも兵法の知識がある人向けに書く専門的な記事作成は、下記の専門アカウントで行っていきます。

それ以外のものに関しましては、次のように再編して行く予定です。
・軍らじ
 概ね15分以内の内容のものを配信又は動画を作成してお送りします。
・執務室の夜会
 配信時間15分を超える内容のものを配信でお送りします。
・性癖ラジオ
 性癖に訴えるネタがある時に思い付きでやります。
・その他の動画
 ネタや個人的なゲームの記録を動画として残します。

現存するYoutubeのチャンネルは兵法の知識を広めると言う形で使う必要がなくなりましたので、私の趣味の場となります。
すでにここ半年ほどがそうであったように、月に1度か2度ある配信や動画投稿の趣味にお付き合い頂ければ幸いです。
これらについては、また近いうちに配信で触れようと思います。


今後も私は、兵法と軍事の知識を広めるために色々と活動して参ります。
その手段として配信や動画に重きを置いていた時とは少し形が変わっていますが、弓削彼方と言う私がやることの目的自体は変わっていません。
「自分に一番適したやり方」と言う形のないものがいま私の指の先に触れて、もう少しでそれを掴むことができそうなのです。
それをしっかりと掴むことができた時、今まで配信をし、動画を投稿し、noteで記事を書いて来た経験の果実を得ることができるのだと思います。
その時まで、またその後も皆さまのご支援とご協力を頂ければ幸いです。


本当にこれだと言うやり方を見つける道は遠く、時には回り道をしないと見つからない時もあります。
ただそれを見つけられた時、ついに本領を発揮できるのでしょう。
自分がもう少しでその道を見つけられることを期待しつつ、進めてまいりたいと思います。



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