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狩りゲーの始まりはモンハン

皆さまこんばんは、弓削彼方です。
今回はあと1月ほどでモンスターハンターシリーズの最新作、MHライズが発売と言う事で、狩りゲーの歴史みたいなお話をしたいと思います。

タイトルには狩りゲーの始まりはモンハンと書きましたが、こう言うと怒る一部の方々が居ます。
それは、今は新しい「ニュージェネシス」と言うタイトルが出るとお盛り上がっている、ファンタシースターオンライン勢の方々です。

PSOの発売は2000年で、初代モンハンの発売は2004年と言う事で、彼らに言わせると「PSOの方が先だったから、モンハンは二番煎じ」と言う事らしいです。
ただこれは認識が間違っていて、そもそもの話としてPSOはRPGとして発売されています。
ですので、ジャンルとしてはドラクエとかFFと同じ土俵なんです。
それに対して、初代モンハンは最初からハンティングアクションとして発売されています。
これが一番大きな違いで、これだけでも狩りゲーの始まりはモンハンだと分かるでしょう。

もう一つ大きな違いがあります。
PSOの方もNPCではなく、人間のプレイヤーが同時にゲームを遊べるという点ではモンハンと同じですが、ゲームの進み方が違います。
先ほど言った通り元がRPGなので、ステージが始まると「マップを進む→雑魚掃討のミッション→扉が開く・・・・最後にボス」と言う感じで進みます。
ですので、必ず雑魚を倒して、ミッションをクリアして、最後にボスと戦うのがPSOです。
それに対してモンハンは、雑魚はガン無視して直接ボス(大型)の居るエリアに進んでも問題なく、あくまでも倒すべきはボスだけです。
ここが決定的な違いと言えるでしょう。

ただ、少し共通している部分もあります。
モンハンは素材を集めて装備を作り、PSOは装備そのものがドロップすると言う違いはありますが、自分に必要な武器(素材)の為に何度も繰り返し遊ぶ(場合によっては苦行にもなるが)と言う点
そして、装備の部分はあくまでも戦いを有利に進める補助で、中の人のプレイ技術をしっかり上げて行かないと、どこかで行き詰まってしまう点です。
ただレベルを上げて、強い装備を集めればいいと言うものでは無く、自分自身もプレイヤースキルを上げて行かなければならないと言う点では、両方とも同じ楽しみと苦労があります
だからこそ、最初に出た狩りゲーはPSOだと誤認する人が居るのだと思います。

その後モンハンシリーズは、まだ確立していなかったハンティングアクションと言う「畑」を耕して狩りゲーを十分な収益を見込めるまでに成長させ、一時期の狩りゲー黄金期を迎えるキッカケを作りました。
PSP(~Vita)が普及した辺りから、ゴッドイーターシリーズや、和風モンハンと言われた討鬼伝など、沢山の狩りゲーが生まれた時代がそれです。

そして現代は、PSOは多人数が同時にアクセスする大規模なネットゲームへと発展を遂げ、モンハンは日によってその相手は違えど、少人数で集まって短時間の時を共にするゲームへと進んで行きました。(友達との固定狩りもありますが)
これからもそれぞれの持ち味を生かして、プレイヤーを楽しませて欲しいなと思います。


最後にもう一度言いますと、以上の理由で狩りゲーの始まりはモンハンであると言う事が説明できたと思います。
PSOは最初から別の方向を目指していたのです。

今回の話はここまでとなります。
3月26日発売のモンスターハンターライズ。
この日にカムラの里の集会所で、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
それまでは、体験版の方で自分の得意武器の操作に慣れておきましょう!



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