見出し画像

不知火カヤを擁護する記事【ブルアカ】

皆さまこんばんは、弓削彼方です。
物語が急展開を迎えているブルーアーカイブ最終編ですが、そんな中で一つに焦点を絞ってお話をしていきましょう。
なおこのお話はブルアカ最終編二章(2/24公開)までの内容でお送りしておりますので、続きの話が来たらまた見解が変わるかもしれません。
またこの記事はネタバレ有りですので、メインストーリーを読み終えた方を対象にしています。

私が連邦生徒会のメンバーでは一番好きな不知火カヤ
前にも記事で書きましたが、巷では裏切者ではないかと言われています。

前回までの話だと、「クーデターを企てている」「廃校となったSRT学園のフォックス小隊を手を組んでいる」「企業であるカイザーグループと裏で通じている」と言う三点がその疑惑を招く原因になっています。
そこで一つずつカヤにかけられた疑惑を解いて行き、決してカヤは裏切者ではないと説明して行こうと思います。
 

1.クーデターを企んでいる


これについてはすぐに疑惑を解くことができるでしょう。
念のためですがカヤはがっつり「クーデター」と言っています。

ですが「クーデター=武力行使」と言うわけではありません
例えば会社の取締役会で役員が結託して合法的に社長交代を迫り、実際に交代させて体制を入れ替えるということがあります。
これは武力の行使はしていませんが社内クーデターなどと呼ばれます。
カヤが画策していたのもこの類ではないかと思います。
実際に今回の最終編では、財務室長の扇喜アオイが連邦生徒会長代行のリンに不信任を突き付けて権限を奪っています
カヤが同じようなことを画策し、選挙を経て正式に自分が連邦生徒会長になると言うことを「クーデター」と表現したとしてもおかしくありません。
そもそもカヤは防衛室長で、その気になれば今すぐにでも武力行使を出来る立場です。
そう考えれば「クーデター」は表現上使っただけで、実際には合法的に連邦生徒会のトップを狙ったと考えても不自然ではありません。
これで一つカヤの疑惑が晴れました。
 

2.FOX小隊との結託


カヤがすでに廃校となったSRT学園のフォックス小隊と手を組んでいること自体がおかしいと言うことで、疑惑の目が向けられています。
上に挙げた前回の記事でもお話ししましたが、廃校になったとは言えSRTは連邦生徒会長直属だった正義の象徴です。
廃校自体に不満があったとしても、フォックス小隊とラビット小隊、そしてまだ見ぬ2年生の小隊共に正義を欠くことはないでしょう。
ですので、もしカヤが不正な方法で体制の転覆やキヴォトスに混乱を招くようなことをしているならば、仮に廃校撤回を約束されていたとしてもフォックス小隊は手を組まなかったでしょう。
また次の話題と話が前後してしまいますが、今回の一件が起きた後でもフォックス小隊はカヤを救出し行動を共にしようとしています。

つまり少なくともフォックス小隊から見たカヤは信頼に足る人物と言うことになります。
またカヤとフォックス小隊の共通目的であるシャーレの解体ですが、プレイヤー目線で見れば面白くない話だと思います。
しかし今までキヴォトスの治安を維持して来た防衛室と、連邦生徒会長から強力な権限を付与されて正義のために活動して来たSRTの立場から見れば、急に現れて全ての学園に介入できるシャーレと言う存在が現れたのは、自分達の権限を侵されているようで面白い話ではありません
また先生は先生なりに生徒を見守っていますが、シャーレは連邦捜査部ですから表面上は権限が被っていてどちらか一つあればいいわけです。
そう考えれば、カヤとフォックス小隊がシャーレに対して憎しみとまではいかなくても、面白くない相手と思うことは不自然はありません。
カヤとフォックス小隊は自分達こそがキヴォトスの為にあるべきと信じて協力し合っているだけで、両者が手を組んでいるからと言って必ずしも良からぬことを企んでいると言うわけでは無いと言えます。
これでまた一つカヤの疑惑が晴れました。
 

3.カイザーグループと通じている件


これが一番重要で、カヤがカイザーと結託して良からぬことをしようとしているのではないかと疑われる原因だと思います。
そこでそもそもカヤは独断で、一人だけカイザーに通じていたのかという話をしなければなりません。

これは一章でリンが権限を停止されるシーンですが、アオイから「SRT解体後の空白をPMCで埋め合わせしようとしたのか?」と問われています。
そしてSRTの廃校はカヤが単独で決めたものではなく、途中行政委員会でその議論がされたかは分かりませんが、リンが最終的に決定したものです。
またPMCの利用も裏取引とかではなく、通常のサービスとして利用することを考えていた可能性もあります。
そう考えるとカヤが単独でカイザーに通じていたわけでは無く、少なくともリンはその事実を知っていたと推測できます。
「そう言う話を表に出さずにこそこそと・・・」っと思う人もいるかもしれませんが、現実の取引でも具体的な内容が決まるまでは担当者間だけで話を進めることは多々あります。
大事なのは、カヤが連邦生徒会を裏切ってカイザーと内通していたわけではないと言うことです。
そしてもう一つ証拠を提示しなければなりません。

カイザージェネラルがカヤを拘束したシーンです。
ジェネラルは「君の正義に興味はない」と言っています。
つまりカヤが考えていたのは連邦生徒会の乗っ取りなどの陰謀ではなく、例えば連邦生徒会長不在の現体制を新しい会長を選出することで立て直すなどの、真っ当な考えの範疇だったことがうかがえます。
シャーレの解体もその延長線上の、治安維持の権限を防衛室とSRTに限定すると言う理解できない話ではない理由だったと考えられます。

この部分の話をまとめれば、カヤは決して単独でカイザーと内通していたわけではないと言うことと、カイザーと会っていたのはリンが認めた通常の取引の範疇である可能性が十分に高いと言うことです。

また一部では行政権を乗っ取ったカイザーの連邦生徒会への反乱を、カヤも一緒に画策していたのではないかと疑惑があります。
ただ今回カイザーが実力行使に出たのは、カイザー自身も予定外だったアビドス砂漠でのオーパーツの発掘があったからです。
このオーパーツの力により、カイザープレジデントは「防衛室の戦力を恐れる必要は無い」と言っています。
つまり本来であればカイザーは防衛室の抵抗を排除できないと見込んでおり、カイザーの反乱もオーパーツを手に入れたこの数日の間に急遽決行が決まったことで、前々からカヤと一緒に画策していた計画ではないと言うことが分かります。

このように順を追って考えて行けば、カヤが単独でカイザーと組んで良からぬことを考えていたと言うよりは、正当な手段を以って現状を改善しようとしていたのをカイザーに利用されたと考えた方がよいでしょう。
これで最大の疑惑であったカイザーとの内通疑惑も晴らすことができました。
 

4.まとめと今後


すでにカヤの疑惑は晴れたと思います。
そこで今後のカヤの活躍について想像してみたいと思います。
まず気になるのは次の三枚の画像ですね。

フォックス小隊が自発的に何かを持ち出すと言うことはないと思うので、万が一のことを考えていたカヤの事前指示でシャーレの地下から何かを持ち出していたのでしょう。
シャーレの地下にあるものと言えばクラフトチェンバーですが、当然これを持ちだしたら一発で先生にバレますのでそれではありません。
そこで可能性として出て来るのがこちらの画像で言及されているものです。

カイザーがサンクトゥムタワーを掌握するためにクラフトチェンバーを利用したようですが、このクラフトチェンバーの認証を回避できるものです。
これであればカイザーが持ち込んだものなので持ち出し可能なサイズであり、元々その場に無かったものなので持ち出してもバレない(少なくとも騒ぎにはならない)ものです。

そしてこれの使い方をカヤが知っているらしいと言うことですが、所々で言及されたいたオーパーツないし連邦生徒会長が関与しているものでしょう。
カイザーが開発した装置とも考えられますが、カイザーは結局今回の騒動でも連邦生徒会長が先生のために残したシッテムの箱をハッキングすることができていません。
同じく連邦生徒会長が残したクラフトチェンバーも簡単には回避できないでしょう。
そうなるとこの認証を回避するもの自体も会長が用意したものではないかと考えられます。
原点に立ち返ればカヤはキヴォトスの治安維持を担う防衛室長であり、リンと同様に連邦生徒会長が信頼する腹心の一人と考えてよいでしょう。
そしてカヤが連邦生徒会長の残したものの使い方を知っているとなれば、それは当然信頼の元に託された情報であり、この信頼を裏切るようなことはないと考えられます。

今回の危機である色彩戦で活用できるものではないにしろ、行方不明になった連邦生徒会長に繋がるものの一つをカヤは握っていることになります。
そしてフォックス小隊がカヤと共に行動をしていることを考えれば、今後の話に大きな展開をもたらす活躍をしてくれると期待できます。


以上でカヤが裏切り者と言うのは間違いで、方向性は違うもののキヴォトスを守るために行動していると言えます。
ただシャーレに関しては権限が被るので、あまりいいイメージではないと言う普通程度の対立感情はあるかと思います。

まだ連邦生徒会のメンバーはプレイアブルキャラとして実装されていませんが2周年でミカが実装されたので、今後は各学園の生徒会クラスのキャラの実装も増えて来ると思います。
そうなればいずれ連邦生徒会のメンバーも実装され、カヤも実装される可能性が十分にあると思います。
そうなる前にはストーリー上でもうひと騒動あると思いますが、いずれカヤが実装されることを期待してゲームを続けて行きたいと思います。

これで今回のお話は終了です。
それではまた次回、お会い致しましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?