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パンチパーマ


感染症対策の為に
直毛が禁止されパンチパーマが努力義務化された。
石を投げるとパンチパーマに当たる様な状況になったが
少数派は直毛のままだ。
パンチパーマの人達は彼らに「アンチ(反)パーマ」と言って石を投げた。
ヤクザもチンピラも一般人もパンチパーマになり
誰が本物のヤクザか分からない事態になっている。
パンチパーマにしても感染症対策にならないと批判すると
「髪の手入れが楽だ」
「巻いた毛がウイルスを吸着する」
「ドレスコードだ」
などと言って聞く耳を持たない。

店を利用する時も、ライブ鑑賞も
入り口でパンチパーマのチェックが行われた。
ラーメン屋に入ろうとすると
店員「ノーパンチパーマの方は利用できません!」
私「強制ではないでしょ?」
店員「お願いですが、ノーパンチパーマの方は利用できません!
   これを着用しますか?」そう言って
手にした縮れ麺の様なパンチパーマのカツラを差し出し
私に購入する様に促した。
何でラーメン代より高いカツラを購入してまで食べなきゃならないんだ?
私はその店には入らず立ち去った。

お産の時もパンチパーマでなければ出産できない。
生まれた赤ちゃんは毛が少ないので
ベビー用パンチパーマのカツラを着用させられた。
このようなお願いと言う名の強制は枚挙にいとまがない。






WHOや政府はこれをお願いではなく
強制にしようという条例や
パンチパーマ、パンチパーマワクチンに反対する意見を規制する為に
言論制限を行おうとしてる。
このような不条理な事が日常になってよい良い訳がない!

5月31日には文字通り頭にきた直毛の有志によって
デモが開催される。


あとがき

表現がブラックユーモアであるので
気に障る部分はあるかと思いますが
この狂った社会は小説より奇なりなのです。

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