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立場による認識の違い、人間扱いすることとは  (雑感楽考おためし版)

こんばんは。早速好き勝手書こうと思います。記念すべき(?)1回目なので今回はおためし版として投げ銭式を導入。最後まで読めるようにしています。

最近私がぐるぐる考えているのは、ジェンダー、痴漢や性犯罪、出産や育児、自己肯定感の欠如からくる目的なき批判、親子問題、雑な政治などですが、「大きな全体として考えたらやっぱり理不尽が許容されてる今の環境が悪い」という結論に行き着きます。でもいきなりそんな結論を言われても、なにその飛躍しすぎな思考回路…となると思うので、一個ずつ考えていきます。ただ、いきつく先にはその結論がありますという覚書。


■立場によって「見えている事実」が全く異なるという大前提

子供の痴漢被害についての秀逸な記事を読んで、この記事の冒頭に書いてある通り、経験の有無や認識の違い、「立場」によって主張がぜんぜん違うんだと再確認しました。

私は電車の痴漢に遭遇したことはありませんが、路上で性被害に合った経験があるので、子供を狙った性犯罪の陰湿さや醜悪さは理解できます。

日本は強盗や殺人は「どのような事情があれ加害者側が悪い」と認識しますがこれが性犯罪となると「被害者にも落ち度が」と言われ、セクハラや痴漢だとさらに被害者叩きが悪化し「自意識過剰すぎる」「勘違いだろ」「被害妄想」「性的魅力があることがわかって逆に良かったじゃん」「冤罪こわい」など、もはや被害者こそが悪、みたいなわけわかんない状況になったりします。

逆だろ!って全力でつっこみたい。

ですが、ここには恐らく圧倒的な認識の違いがあり、「よく知っている」か「まったく知らない」かに二分化されてしまいます。性被害の場合は、女性が圧倒的に被害者になる確率が高いため、女性は「よく知っている」し、男性の多くは「まったく知らない」という状況になってしまうのでしょう。

例えば、人は夜道を歩くとき「不審者」を警戒します。これは男女に限らず、「ひったくりなどの強盗」「通り魔などの殺人」の危険性があるからですが、多くの女性はここに「強姦などの性犯罪」の危険性が追加されます。これは、自意識過剰と言われようが、性犯罪に遭遇した際上記のように被害者ばかりが責められる土台があるからこそ、過剰に自衛しなければならないのです。

(逆に言えば、被害者を責めなければ、加害者側を追究し更生させ、被害者を「あなたは全く悪くない」と社会全体で守りケアしていく土台があれば、女性専用車両が導入されることだってなかったと思います。結局今の土台は加害者を黙認し、追究もせず更生もさせず、野放しにしている。つまりそれは犯罪の許容でもあると思います。)

しかし性犯罪に合ったこともなければ、性犯罪に合って責められる経験もない状態の人は、それが認識できません。経験がないから想像できないのかもしれませんが、想像できないなら、わからないなら「被害妄想」と言うのはやめて欲しいですよ。「実際の被害に合ったことも見たこともないからわからない」と言えばいいのに、どうして「自分は見たことが無い=つまり被害はない」と認識してしまうのか。「自分は自分の主観で認識したものしか認識しません」と言ってるようなものだし、もっと言えば「自分には客観的視点が全くない」という、世界で1、2を争うくらいの興ざめな告白じゃないでしょうか。


■立場による視野の違い

以前「少子化問題の極論と現実」で言及しましたが、問題とは本来、多面的なものです。どんなものかわかりやすくするためにテキトーに絵を描きました。

多角形(三角錐)が「問題」です。多くの問題は、立場による不均衡な処遇を発生させます。痴漢の場合なら「痴漢に合わない人」と「痴漢に合う人」と「痴漢」とで全然別の認識があります。

例えばこの三角錐が、今の日本社会のヒエラルキーだとします。ヒエラルキーの頂点にいる人は、このヒエラルキーが成り立つことで恩恵を受けたり有利な立場になることができます。なので上から目線で、余裕しゃくしゃくです。

しかし、このヒエラルキーによって身体の自由を奪われ、今にも死にそうな人も存在します。ヒエラルキーの重みで身動きがとれません。そんな状況を確認したヒエラルキーの下層だけど身動きがとれる人が、頂点にいる人に対して「あなたの重みでこの人が死んでしまうかもしれない。どいて」と言っても、「自分からはそんな状況は確認できないから被害妄想じゃない?」と言ったり「犠牲の何が問題なの?犠牲によって自分は楽をしているのだから、いやだ」とゴネたり、挙句の果てには「そんな態度じゃどく気にならないな~。もっとお願いする態度で下手に出ないと」などと言って人を見下します。

もうね、最低じゃないですかこんなの。こんな不均衡は許されないし、あっていいものじゃないと思うんです。人間はひとりひとりに人権があって、ひとりひとりが尊重されるべき存在で、ひとりひとりが対等でないといけないのに。

現在のヒエラルキーが持続されれば、「女は〇〇であれ」「男なら〇〇だ」「若者なら休みなしで安月給で働け、そして子供を産んで少子化を解消しろ」「痴漢ぐらいでわめくな」「弱者は主張するな」「弱者は奴隷でいろ」という状況は一向によくなりません。

ヒエラルキーがあることで年齢や性別や立場で視野が変わるため、認識できる事実も大きく変わってしまいます。しかし、自分が例え認識できない事実でもそれは他者にとっての事実であり、そういう事実が集まってはじめて「問題の本質」「問題の形」が見えてきます。なので自分が認識できないからといって「問題や被害がはじめからない」わけでは断じてありません



■そもそも相手を「人格ある一人の人間」として見れているかどうか

よくある認識の違いによる間違いが「可愛い子だから触りたくなっちゃう」「好きだからついついセクハラしちゃう」みたいな「魅力があるからこそ」的発想なのですが、もうそこからだいぶズレてるんですよね。

「可愛い子だから触りたい」そこに本人の意志はなぜ反映されないのか。本人が「触られたくない」と思ってるという可能性をなぜ考えられないのか。

「好きだからついついセクハラする」って。セクハラのハラはハラスメント、つまり嫌がらせです。好きだから嫌がらせするってどう考えてもおかしくないですか。好きなら優しくするだろっていう。こちらも本人がイヤだという意識はまるっとスルーされています。

日本で生きてて「好きだからいやがらせする」「可愛いからいたずらする」という一方的すぎる理論に遭遇することは多々ありますが、これが異常だと認識できない状態がまずおかしいと思うんですよ。つまり常識から狂ってる。

一方的な加害欲や支配欲を「好意」や「愛情」と置き換えて押し付けることは肯定も許容もしてはいけないし、加害者が加害者意識を持たなくなるばかりか被害者に罪悪感を植え付ける行為にもなりかねません。

「好きだから…」「可愛いから…」「愛してるから…」という言葉に隠された本質の欲望を、いい加減見抜いて問題視しないと一向に解決なんてしません。

どちらの主張も一方的だし、相手の意志も存在も全く尊重していない。男性がどうとか言うと変な輩が寄ってくるのであんまり言いたくないですが、女性を人間だと思ってない男性が多すぎる気がします。アクセサリーか八つ当たり用のサンドバッグ、もしくは家事育児専用ロボだと、ごく自然に思っている人があまりにも多い(ソース出せと言われてもまずネットを見ろとしか言えない)

もちろん男性をそう思ってる女性もいるでしょうけど。どちらにしろ「相手を人格ある一人の人間」と認識するところから改めないといけないのでは…、と感じています。


■「人格ある一人の人間」だと認識できなくなる背景

では、どうして相手を人格ある人間だと認識できないのか。

私の仮説の結論から言えば、世間や社会が人をモノや家畜のように扱っているからだと思います。親子関係でも「自分が生んだ子供は自分の一部」だと思い込んでいる人がいます。

生まれた時から「一人の人」と認識されない。子供は親の所有物、成長したら女性は男性の所有物、男性は社会の所有物(労働力や戦力)で、どの環境でも人は人扱いされてないし、尊重もされてない。

それをずっと「当たり前」だと思い込んで、むしろ環境がそう思い込ませ思考停止させ、疑うことすらままならない状況だったから、人にとって良い生き方や在り方が模索できなかったんだと思います。理不尽の許容が当たり前になりすぎてしまった。


人を人として扱えば、労働力にならなくなる。今の社会は、人間を社畜化させ景気回復を目標としていますが、経済を活性化させたいなら、私は今やってることは逆だと思います。

今やってることは、徹底的に労働コストを削減し利益を上げさせて景気回復に繋げたいのだと思うんですが、労働コストを削減して利益を上げても、それは一時的な回復にしかならないと思います。最悪なのは、一時的な回復どころかどんどん経済が悪化していく可能性です。

徹底的に労働コストを削減することはつまり、人間を社畜化させることです。サービス残業は当たり前、有給休暇どころか通常の休みさえ取りづらくする。それなりの報酬を得るためにはフルタイム以外の選択肢を無くす。同じ時間に通勤させ、満員電車というストレスフルな環境ができて痴漢の温床にもなる。休みづらい環境は、ぎりぎりの人員しか配置されていないということ。一人が休めば誰かにしわ寄せが来てしまう。そうすると他者に不寛容な環境になる。職場はギスギスする。ギスギスするとハラスメントが横行し、退職者が出る。退職者が出たら新規採用。新規採用すると仕事を教えないといけないが、職場がギスギスして人の出入りが激しくなると面倒だといって誰も教えたがらなくなる。誰も教えないと仕事はできない。ならばもう面倒だから最初から使える人を探そうと応募資格が高望み条件になる。そうすると就職難になって失業者が増える。失業者が増えると就職がさらに難しくなり、既に就職している人はやめにくくなる。就職も転職もしづらい環境になると会社側が主導権を握る。(このあたりで一週して戻ってきた)会社側が主導権を握ると無理な労働条件でも働かざるを得なくなる。働かざるを得ない環境だといやいや仕事をする。いやいや仕事をするといい仕事はできない。そもそも適切な休暇や労働時間が守られていないと作業効率も低下、発想力も低下する。発想力が低下すると、新たな事業や商品ができなくなる。そんな会社は魅力がなくなり、利益も落ちていく。そうすると全体的な経済も良くならないし景気も回復しない。

あと、就職も転職もしづらいと環境だと将来が不安になって、お金をどんどん使うどころか、どんどん貯金します。お金を使いづらい環境だと、経済は良くならないんじゃないでしょうか。こんな状況だと子供が欲しいとも思えないし少子化も加速するばかりです。

考えれば考えるほど無限ループだし、悪循環のように思います。もしかして、「昔はこれでうまくいってたから、今回もうまくいく」みたいに考えているのでは…。


■現状と逆に考えてみる

景気を回復させて経済力をつけたいのなら、逆にしてみたらいいんじゃない?って思うんですよ。

以前も使った例ですが、北風と太陽理論です。北風は抑圧の象徴です。抑圧は人間本来の力を奪う精神的な殺傷行為だと思っています。労働コストを削減し自由を奪おうとする環境は北風です。人間本来の能力や発想力を奪います。

逆に太陽は自由の象徴で、人間本来の自主性を促します。労働条件を整えて、本来の能力や発想力を後押する環境は太陽です。太陽の光がなければ人間はだめになってしまいます。整った労働環境があってはじめて、人間は人間として本来の力を発揮できるようになるのです。

そのためにも。

まず労働環境をきちんと整える。大前提として仕事量に見合った報酬があり、仕事や役割に応じた適切な人員が配備されていること。サービス残業で過労死する人がいる一方で失業者で溢れてるって、おかしいですよね。仕事は本当はあるんですよ。本当はある仕事を、企業側が安易に労働コストを削減し、一人あたりの労働負担を増やしているだけです。日本人はまじめでNOと言えない性格ですが、完全にこれが裏目に出ています。会社になめられまくっている。もうなめられるのは終わりにしたい。ふざけるなと怒り、主張をすべきところはどんどんしていきます。感情はどんどん出して正当な怒りを表明したい。

「労働条件を整えたら会社がまわらない!」なんていう会社は、本当なら淘汰されてまわらなくなってる会社です。たまたま動いてただけのハリボテです。

ハリボテは無償労働の温床になっただけなので、むしろなくなることによって無償労働を許容しない環境に繋がります。

長時間労働も制限し、休暇制度を整え、有休はもちろん長期のバカンス休暇も取りやすくする。適切なリフレッシュはメンテナンスの一種です。よく働いてよく休んでよく遊ぶ。オンとオフをきちんと切り替えることで作業効率も向上するし、斬新な発想にも繋がります。そういった「人間本来の力」をきちんと活かせる環境づくりもしていく必要があります。アイデアを出し合い選択してやっと良い方向に前進できるのではないでしょうか。古くからの慣習や形式も理不尽の温床になっているならどんどん捨てていいものです。保守性は新しい可能性を潰すことも大いにあり得ます。常識を疑ってみると新しい視界が開くこともあります。

常識といえば満員電車です。なぜ、満員電車が発生するのか。それは同じ時間に出社するからです。今の労働スタイルは画一的で、多様性がありません。

私はこれまで何種類かの仕事を経験して、「同じ時間に出社して同じ時間だけ働かなくてもいいよな」と思っていました。もちろん同じ時間に出社して同じ時間だけ働かないと仕事にならない業種や職種もあるのでしょうが、必ずしも全てがそうではありません。「このくらいの業務なら在宅でできるのに…」と思うことも多くありました。「会社に出社しなければならない」という概念に囚われすぎているような気もします。

フレックスタイムは当たり前、仕事の割り振りや作業量を決めて早く終われば帰っていいとか、個人の都合や体調に合わせられる短時間勤務も可能にして、一人が休んでも遅刻しても早退しても問題ない環境を整えれば職場の調和も保てるし、労働者同志がギスギスすることもなくなります。有休を取ろうとして嫌味だって言われなくなります。「休むことは当然な環境」は、結果的に心の調和をももたらします。さらには子供が突然熱を出したらどうしよう…と心配する必要もなくなります。そうすると心に余裕が生まれるので、子供を産んでみようと思う人も増えるはずです。

朝9時出勤!8時間勤務!これが常識!みたいな概念がなくなれば、満員電車も今よりは解消されるし、満員電車が減れば精神的なイライラもなくなるし、混雑と精神的イライラがなくなれば加害欲を満たす痴漢も減るかもしれない。ベビーカーも子供も乗りやすくなるし、子供に寛容な環境になれば、こちらも子供を産んでみようと思う人がまたもや増えるはずです。

ていうかね、社畜化こそ害悪、今のギスギスした環境の元凶とも思うんです。社畜化するとイライラしやすくなるし他者に配慮する余裕も生まれなければ、子供を可愛いと思う余裕もなくなります。過労の突然死も増え自殺も増えて、加害欲のある人間はハラスメントしまくります。負の悪循環です。

思考は停止するし、自分の本当の感情がわからなくなる。毒親だって増える。子供の自己肯定感は奪われる。自己肯定感が奪われるといい仕事がどうこうの前に引きこもりになったり、自殺したり、八方ふさがりですよ。

こんな状況でまだムチを打って、それでもまだ経済が良くなると思えるなんてふしぎです。

家畜はストレスを減らせば減らすほどおいしくなると言いますが、社畜だってストレスを減らせば減らすほどいい仕事ができるようになります。もうそうなると社畜ではないですね。元の人間にやっと戻れるというかんじです。

というか日本は「仕事がすべて」なのがおかしいんですよ。将来の夢の時点でどうして「どんな仕事に就きたいか」なんですか。仕事は生きる上で通過点、生きるために働くのであって、働くために生きてるんじゃないのに。

「どんな自分になりたいか」「どんな風に生きていきたいか」の方がよっぽど夢があります。だいたいどんな仕事に就きたい?って幼稚園生に聞いたって、幼稚園生が知ってる職業なんてそんなにないですよ。そんなことを聞くより、この世の中にどんな生き方があるとか、どんな文化があるとか、そういうのを私は学校で学びたかったです。

子供の頃は散々夢がどうとか聞いてくるのに、社会に出ると「社会は大変だ」「社会なんて基本が理不尽だ」と夢も希望もないこと言う矛盾。最終的には「みんな大変なんだ」「みんなつらいんだ」と言って人類補完計画を隙あらば目指し始める風潮、いい加減やめて欲しい。


どうしてこんなにも「無償労働こそ素晴らしい」「苦労してこそ一人前」的なとんでも理論が出来上がってしまったのでしょう。本当にこれらの概念が素晴らしいなら、「私は大変だった!」とか「俺は苦労した!」なんて主張しないと思います。こういう発言をするのは「本当はイヤだったから」だと思うんですよね。無意識に抑圧されすぎて、抑圧を肯定しようと躍起になってしまう。

オンとオフを切り替えず、ずっとオンのままにしておけばそれだけ多くの仕事ができるだろうと勘違いして酷使したりしますが、これも逆だと考えてます。機械だって長時間酷使すればオーバーヒートで故障するのだから、機械よりも複雑で繊細な人間ならなおのことです。

心を可視化してみるという記事で、人間には「思考」「感情」「想像」という力があると書きました。これらが最大限発揮されるとものすごいエネルギーになると私は痛感しました。

私はずっと自己肯定感が乏しく、自分は何にもできない無力な人間だと卑屈になっていました。私は何もできないと思い込み、本当にやりたいことをずっと抑圧して生きてきました。しかし、周りの人から「あなたはもっとできる」「本当はすごい可能性を秘めている」と勇気づけられたことで自分の特技を活かせるようになり、今の私があります。実家にいた頃の自分からは想像もつかないほど毎日が楽しいし、自分が好きです。そんな今があるのも、私の能力を評価し、可能性を引出し、適切な褒め言葉をかけてくれた人がいたからです。

「抑圧されない自由な環境」は本来の能力を最大限に発揮できる土台となる、何よりも大事なものだと思います。

人間は心ありきで動いているので、心が安定したらきっといい仕事をします。「仕事がいや、帰りたい。働きたくない」と思う労働環境でいい仕事ができるとは思えません。日本は横並び主義、出た杭を打つ傾向がありますが、斬新な発想をする人というのは前衛的で型に囚われない生き方をします。しかし、今の日本はそれが叶わない。みんな一緒!と同一視をすすめるせいで、みんなと一緒にできない人を排除するからです。

「みんな一緒」をやめて「みんなばらばら」

「みんなつらいのを我慢してる」をやめて「一人一人が楽しんでいる」

「理不尽が許容される環境」から「合理的で抑圧されない自由な環境」へ。

そういう風に変えていきたいものです。


※このノートはここで終了です。おためし版なので投げ銭式です※

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