見出し画像

僕らにおいての目指す場所

1月5日 朝から肺が詰まるような痛さ。正直怖か
    った。
僕らはまだバンドを組んで4.5ヶ月ぐらい。初めての大会だった。音源審査を通った時の気持ち。あれは忘れていないてか忘れないだろう。出番は7番。本音を言うと嬉しかった。
最高に会場が温まった状態で出来るからそれが理由だった。

出番は10分。そこでfrom NOWはどういうバンド、10分で250人に俺らの思いを伝えなければならない。
それは、from NOWにとっては1番難しい。バンドにおいての課題だった。普段から25.30分でバンドというものを、from NOWというものを伝えているから、10分は怖い、怖すぎる。

本番、俺はもう気合いが高まっていてMCがfrom NOWのことを言ってる時にはもう後ろに向いて準備していた。
演奏が始まると、とにかく熱い、熱すぎる汗がステージに落ちて行くのが見える。そして拳が見える。なんだこれは、すごい楽しいそんな感情ばっかだった。

あの時はもう俺らは最高のライブをした、負けても勝っても最高のライブ。もう悔いや後悔は無いそういう気持ちだった。

十代白書が終わってpaddlesのツアーに行って、Gt.Voの皇司さんと、僕らが親の次にお世話になっている寝屋川VINTAGの店長仲道さんにも最高のライブが出来ましたって笑顔で伝えた。

もう俺らの中では満足だった。

おんなじ江坂の会場には寝屋川の同期、先輩、ライバルのgrating hunnyがいた。あいつらはもう一言で言うとすごい、やばい。バケモンって言ったら失礼だけど、高校生では無いぐらいだ。

結果発表の日は高槻の磯丸水産ってとこで友達とご飯を食べてワクワクして待っていた。正直、ご飯が喉を通らなかった。緊張していた。

1月14日 20:00 そこにfrom NOWの名前があった。

結果

これを見た瞬間叫んだ。叫びまくった。

グレハニのベースのまさみはfrom NOWに勝ったとは思わないって書いてたけど、俺はgratingに勝てたんだって言う気分だった。嬉しかった。
俺がずっと羨ましがって見ていたバンド。ステージの方を見上げて拳を上げていたバンドに勝てたっていう喜びだった。
ちょっとはグレハニと肩を並べるぐらいかっこいいバンドに俺はなれたのかな、、、そう思える気がする。俺のバンド人生ちょっとは自信でたかなって思える気がする。
いつまでもグレハニとはライバルでいて、バンドをしてたい。打ち上げでアホほど話して笑えるような仲でいたい。これは墓に行くまで消えない思いだろう。

動画審査でグレハニ上がってきてくれ。最高の思い出を俺は作りたい。

BIG CAT まだ見たことはない。周りからはまじで大きいしか聞いていない。

楽しみだ。ワクワクする。

なんだろ、とにかくバンドというものが自分の生活に必要になっている。

音楽を聴いて泣いている自分がいる。

全ては周りの人達のおかげだと気づきました。

十代白書決勝戦 3.25 心斎橋BIG CAT
最高の思い出にします。胸張って俺はバンドマンだ。ベーシストだって言えるような奴になって帰ってきます。

大阪寝屋川発from NOWのベース寺本結我でした。

よかったらライブも見にきてね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?