見出し画像

いよいよ明日は生誕ワンマン。レーベルA&Rによる、『サバイバル・レディ』、ひとくちメモ。

さて、明日は寺嶋由芙の生誕ワンマンライブです。1月末に、会場を決めたので、ここまで早かったような、短かったような。この世の中の状況のおかげで、現場で見れなくても、配信で見れたり、アーカイブで見れたりしますので、自分の選択肢の中で、気負いせず、ご参加いただけたら嬉しいです。

寺嶋由芙A&Rの今津です。「わたしを旅行につれてって」からの担当なので、4年目か。気がつけば、まあまあ長いお付き合いになってきましたね。(基本的には、現在と未来に対して一生懸命なので、何年経ったみたいな振り返りって実はあんまりしないんですよね。)

さて、明日のワンマン前に、昨日のやまだに続き、スタッフ目線によるアルバムについてのことを書いてみようと思います。

次はアルバムだろうなという予想を、この3作くらい裏切って、またシングル?!と思ってきた方々も多いのではないかなと思います。今までは、寺嶋さん、所属事務所、レーベルという3者でやってきたことが去年から寺嶋さんとレーベルになったことで、まずは、節目のシングルを出そうということで発売になったのが、昨年の12月にリリースした、「みんな迷子/あたらしいわたし」。その時には、“次はアルバム、20代のうちにアルバム”というのは、なんとなく思っていて、なので、ギリギリなんとかリリースできたのが『サバイバル・レディ』になります。

01.あたらしいわたし
この曲は、12月の発売時に、個人的には1曲目と思っていたので、アルバムで、1曲目になるっていうのが、この曲のストーリーだったんだなと思うと、その部分も含め、とても気に入っています。「わたしになる」の続編的な要素もあり、「#ゆーふらいとII」も続編なので、また続編?って思った方もいるかもしれませんが、たまたま描いたものが続編だったという感じですね。続編作れるのは、今までやってきたことに自信と確信がないとできないので、ライブの最初に聴いても、中盤に聴いても、最後に聴いても、良い曲なので、良い曲です。

02.サバイバル・レディ
寺嶋由芙が30歳になるっていう事実、プロモーションにおいて、こちらからはあんまり声を大にして言ってはないのですが(なぜなら31歳以降も寺嶋由芙は、アイドルやってると思うので、30歳アイドルみたいなイメージをそんなにつけたくなかった)、が、人生の節目ではあるので、怒髪天にお願いしたいというのは自分が言いました。怒髪天に「オトナノススメ」という曲があるのですが、「♪三十かそこら辺りでつまらねェ大人へと避けられぬ悲しきさだめウソだ!それはデタラメだ!〜」って歌詞があるのですが、寺嶋さんにもつまらない大人にならないでほしいなと思っています(笑)「サバイバル・レディ」の曲の印象を、“面白い曲”って思っている方多いと思うのですが、この曲は、ライブで育つ曲なので、何年後かにライブで観たら、ほろっと泣いちゃう曲になると思っています。

歌詞は、最初、寺嶋さんに、自分で書いてみては?と言っていたのですが、トミヤマ先生にお願いして、寺嶋さんだけの曲じゃなくて、みんなの曲になる要素が増したのかなと思います。

03.恋の大三角関係
この曲の時は、「夏に勝てる曲、夏のアイドルフェスに勝てる曲を!」みたいなことをよく言ってた気がします。このアルバムの中でスタッフ的には、一番ピンチケを意識した曲ですね。ゆりかもめのポスター企画、とてもよかったです。あれも、女性アイドルを担当したことがなくて、初めてTIFにいった時の衝撃で、やってみたいなぁと思っていたので、いい夏でした。

04.冬みたい、夏なのに。
今回、新曲の他の3曲が男性の作詞作曲なので、にゃんぞぬさんの作品を入れることができてよかったなと。寺嶋さんより年が下の方と一緒にできるのは、長く続けてきた利点だなと思っています。この曲もライブで育つの、とても楽しみ!

05.君も好きだったんだね、夏
自分が沖縄出張の時に、普段、ほとんど電話しないのに、歌詞についての相談の電話が真夜中、寺嶋さんからきたことを思い出しますね。ふとした時に聴きたくなるし、曲も気に入ってますが、幅を使う振り付けも好きです。

06.君にトロピタイナ
トロピタイナは現在、競合他社にいる小倉さんというディレクターが加茂さんと話を進めていた曲。現役のミュージシャンに楽曲提供すると、お客さんの前でやるところまで想定してるんだなという、当たり前なんですが、再認識した曲になったなと。この時は、串カツ田中の施策もあったりして楽しい夏でしたね。お腹が見える衣装が結構、寒い時期まで続いたのでとにかく、次の衣装を早く作ってほしいとずっと言ってた気がします。

07.Best Honey
a flood of circleもずっと関わってるというか、近い人たちなので、佐々木くんの曲は絶対にいい曲だなって頼んだ時から思っていたので、好評でとても嬉しいです。山田さんがすぐ、「ケンカイさんにお願いしたい」と提案したのが、いい提案!

08.Last Cinderella
曲がいいのはわかっているので、割愛しますが、椅子のエピソードがたくさんあります。まさか、一度紛失するとは!沖縄にいくとは!飛行機に乗るとは!いつかレコードで出したいなと思っています。

09.みんな迷子
初めて、アトロクにでれた曲!とにかく、1月〜3月くらいまで、今年は、いいこと沢山あったなと。ご時世的に、スタジオ行けなかったので、今度はスタジオに出れるように頑張りたいです。寺嶋、こういう曲も歌えるぞ!な曲だなと思っています。

10.彼氏ができたの
トロピタイナの2曲目、決まった?と寺嶋さんと話した時に、「彼氏ができたの」ととてもニコニコしていたのを思い出しますね。あとは、渋谷ストリームホールの風船。5周年ライブで一番の演出が、ゆふぃすとが風船ふくらましているという、、不思議な体験でした。(笑)

11.いい女をよろしく
初披露が、フィロソフィーのダンスとの対バンイベント@渋谷wwwだったと思うのですが、お客さんのびっくりした反応が忘れられないのと、5周年盤の撮影が大変だったのを思い出します。

12.#ゆーふらいとⅡ
この曲は次のストーリー を我々に提示してくれた曲だなと思っています。歌詞が、本当にその通りになっていくというか、発売日のサプライズもワンチーム感があってとても良かったなと。

13.仮縫いのドレス                          この曲は、加茂さんが、「中田裕二さん、どうですか?」と言ってくれて、「あ、当方担当しておりまして、、」と話がどんどん進んでいった曲ですね。松井五郎氏&中田裕二氏だと、椿屋四重奏の「いばらのみち」以来なので、そこでテンション上がる人もいるはず。そして、中田さんは、めちゃくちゃ出来るの早かったので、どんどん話が進んでいった曲。配信ジャケ写も加茂さんが進めてくれて、とても素敵だなと思っています。

制作担当ではないので、小ネタが多くなっちゃったかも。書ききれないことは、また今度。おやすみなさい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?