オーバーブッキングは誰のせい?
今週習った慣用句はコレ。
Je n'y suis pas pour rien.
オレのせいじゃない。
先生は実際このフレーズを言われたことがあるという。
フランスの空港でオーバーブッキングにより席がないという事態に遭遇。
悪名高きエールなんとかのカウンターのイケメン兄さんが言ったそうだ。
«Je n'y suis pas pour rien. C'est la grève.»
「僕のせいじゃないよ。ストだよ。」
その日は鉄道会社のストライキがあり、通常のキャンセル率見込みを下回り、座席予約以上に販売してしまった。航空会社は席を満杯にするためキャンセルを見込んで多めに売ります。
どのくらい多く売るかは航空会社会社が何を優先するかによるのですが、かの航空会社の色男はこう言い放ったそうです。
«On prend 200% de réservations pour remplir l'avion. C'est nomal.»
「飛行機うめるために200%予約取るんですよ。コレ普通だし」つまりオレのせいじゃないってこと。
しかもスミマセンのスの字もない。
いや、Désolé のデの字もなかったと。
会社が悪いのか?文化のせいなのか?
たしかにあんたのせいではないけどさ。
以上
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