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米津玄師「馬と鹿」MVの解釈と考察

2023/12/25、該当箇所に画像を追加。MVから引用。
2020/07/29の記事から引用しています。

今回は全体的な歌詞を載せる形式ではなく、気になる歌詞の言葉の意味や解釈を一つずつ説明していく形になります。
米津玄師公式の「馬と鹿」MVを載せておきます。



ではまず、歌詞の
「これが愛じゃなければ何と呼ぶのか 僕は知らなかった」
「花の名前」
「君」
「一つ ただ一つでいい 守れるだけでそれでよかったのに」
は、全て一つの言葉を指すと思っています。

それは「真実」です。
この言葉を「誤魔化すことのできない現実、または事実」とここでは定義します。


最後の方の歌詞で
「呼べよ “恐れるままに ” 花の名前を」
という歌詞が出てくるのは、見たくない人は一番見たくないだろうものだからです。


次、米津さんの水色の髪は何を意味しているか。
簡単に調べただけですが、特に言及されている記事が見つからなかったので、私の勝手なイメージを書いていきます。

私、水色って「未来の色」じゃないのかなと思っているんですよ。
そんで、名前まで付けてしまっています(笑)
「遥かなる蒼」っていう。

とある漫画の、物語の最後で主人公に付けられる通り名から持ってきているんですが、当初その漫画のイメージが強すぎてしまって、三年くらい寝かせてやっと剥がれてきてくれました。

まあそこは置いといて、このMVで米津さんが扮しているのは、未来の化身または未来を司る者というイメージを持っています。


次、1番と2番(って言っていいのかな?)の間で、米津さんが持っている炎や後で出てくる大きな炎は、スピ某所で言われていた言葉ですが、「消えない種火」だと思っています。
他人にも自分でも消せない「情熱」のことです。
歌詞の「誰にも奪えない魂」も同じ意味だと思っています。

次、揺れている大きな炎は、時計の振り子みたいなイメージがあります。


最後、群衆の人たち。
最初の方では、米津さんの歌に呼応しているような動きを見せていますが、段々だんだん「未来」に扮する米津さんに近づいていっていますよね。
そして、最後は、押し合いへしあいで奪い合い、ひしめきあっていますけど、
これは、「猜疑・不満・嫉妬・自己防衛・差別・優越感・自意識過剰・傲慢・自己保身」などを表しているのだと思いました。

そのせめぎ合いの中で、「未来」米津さんが言いたかったのは、
「未来が欲しいなら、真実である“誤魔化すことのできない現実や事実”を見据え続けろ」
ということなんではないかな、と思いました。
最後にもう一回「馬と鹿」のMVを貼っておきます。

以上です。終わり。

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