偏差値29からの逆転

前回の続き。今回は実際どういう感じで勉強していたのかと、偏差値、志望校選びのお話

④偏差値はあてにならない

各学校を目指すときのだいたいの指標になる偏差値。これが見方を誤ると本当にあてにならない。

そもそも、偏差値というのはテストを受けた全員の中の平均点がとれれば偏差値50という仕組みになっていて、テストを受けた人のレベル感に左右されて変わるものなのです。

実際、息子が目指していた高校も、webで検索したときに記載されている偏差値と、塾の中で発表されている偏差値で10以上の差がありました。

受験の情報に関しては受験のスペシャリストの先生達にお任せしていたので、積極的に調べることをしなかったのですが、もし積極的に調べていたらあまりにも偏差値が違いすぎてパニックになったいただろうなと思いました。

⑤勉強スタイル

入塾当初、息子の塾内偏差値は1番低い教科で29でした。春期講習から入塾していた組に比べて大きく出遅れており、やる気をなくし、課題も提出できず担当教科の先生から電話がかかってくることもしばしば。

そんな息子がいつ頃からか突如習っていることを理解し、課題もしっかりとやるようになりテストの点数もぐんぐん上がった時期がありました。

親としては何もしていないので、この時息子にどんな変化があったのかわからないのですが、あとあと聞いたところ、問題が解けるようになり楽しくなったとのこと。

自習室に行ったりは本命の試験日前日しかしていなかったので、塾と塾から出た課題のみで勉強していたと思います。

⑥なりたいものから逆算して高校を選ぶ

幸い息子は将来就きたい職業が明確だったので、そこから逆算して国公立に強い高校を志望校に決めました。

高校合格をゴールにしない設定をすることにより、高校の特性をしっかりと考えて本人がどうしても行きたいと思える受験校を決めることが自主的な勉強への一歩だったのかなーと思います(志望校を選ぶ手伝いはしましたが、最終的に進路は全て息子が自分の意思で決めました)

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