2024年度活動指針

もし今の職場を離れることになったとしても、あるいは将来仕事が奪われたとしても大丈夫なように、自分なりの価値を高めながら生きていくための六大指針を定める。指針は上にいくほど優先される。

  • 健康的な習慣を維持する:食事・睡眠・運動のバランスを常に意識し、乱れた場合はすぐに修正する

  • SNSの閲覧を制限する:ドーパミンの過剰放出による依存、及び大量の不要な情報による脳のリソース消費を回避する

  • 基本的な知識を積み重ねる:すぐに変化する小手先のテクニックではなく、時代がどうなろうが変わらない教科書のような知識の習得に努める

  • アウトプットしまくる:自分を模したAIのインプットを増やすイメージで、テキスト・コード・画像・動画、何であろうがアウトプットする

  • 生成AIを使い倒す:生産性を上げる余地がないか常に意識し、試行錯誤する

  • 文化的なインプットを増やす:本や映画、美術館など文化的なものに触れたり、体験する機会を増やす

【健康的な習慣を維持する】
生活習慣を健全に保つことは最重要指針とした。食事・睡眠・運動のバランスは心身のパフォーマンスに直結する。ここを達成することで、二番目以降の指針に則った行動のパフォーマンスが一段階あがる。
今まで散々言われてきたことだけど、欲望にかまけて乱れた生活を送っていた。でも、会社の仕事をこなすうえでも僕が今後生きていくうえでも、ここを避けて通れない局面に来たと思う。
もちろん、アスリートのように維持することは僕には無理なので、一週間の中でトータルで必要な量を満たすことを目標としたい。

食事:具体的な目標はないが、野菜やタンパク質を意識的に取り入れるようにする。また、朝ご飯は毎日食べるようにする。
睡眠:毎日8時間を基本とし、最低7時間はとるようにする。
運動:週2日、ジムに通うことを基本とし、最低1日は通うようにする。

【SNSの閲覧を制限する】
SNS制限を第二の指針とした。これは今の僕にとって、三番目以降の指針に則った行動の維持、及びパフォーマンス向上に不可欠だ。
今の僕はYoutubeやTwitch、X(Twitter)、InstagramのようなSNSアプリに浸かりきってしまっている。特にYoutubeとXへの浸かり方は酷く、両方合わせて平日でも4、5時間ほと閲覧している。これらは基本無駄な情報なので無駄に脳のリソースが消費されてしまう上、面白いと感じる情報を次々に見せてきてドーパミンが過剰放出されてしまうが故に、その他の行動のやる気がなくなってしまう。
こうした事態を防ぐため、YoutubeとXの閲覧時間は一日30分までに制限する。現状TwitchやInstagramにはそこまで浸かっていないので、制限はしない。(余談だが、この中でTwitchは唯一ドーパミンの過剰放出を意図的に引き起こすことを狙っていないように思う。)

【基本的な知識を積み重ねる】
大学までの教科書に載っているような、基本的な知識の学習に重点を置くことを第三の指針とした。
新卒で働き始めて以降、技術面で本当の意味で理解できていると言えることが極端に少ないと感じる。そもそもそのレベルで理解することは苦手だし、それで今後も生きていけるのであればいいけど、そうはいかない。根本的なところから一つずつ理解を積み重ねていかないと、今後も薄っぺらい知識で戦うはめになる。
また、生成AIの登場で大抵の薄っぺらいことはほぼコストがかからずに誰でもできてしまうようになった。今後もこの流れが継続するとするならば、同じ土俵で戦おうとするのはナンセンスだ。それでも同じ競技で戦えるか否かは、そういう基本的な知識を持っているかどうかが大きく効いてくる(それがAIのアウトプットを保証するための大きな武器になる)と思っている。
そういう、自分が生き残るための方法として堅実なものを第三の指針とした。

【アウトプットしまくる】
できるものは何であれアウトプットすることを第四の指針とした。
生成AIの登場で、イラストや動画を始め、インターネット上に公開可能なアウトプットは大きく価値を下げられることになった。この傾向を見るに、今価値が下がっていないアウトプットも価値が下がるのは時間の問題だ。では、インターネットで価値の下がらないアウトプットがなにかと考えると、その一つは他者からみた自分自身だ。他者からみて人間そのものに価値がある場合、生成AIがそれを置き換えることはできない。より厳密には、他の人間が生成AIを使ってその人間のアウトプットを模倣したとして、その価値の向き先はその人間であって、模倣を指示した側の人間ではない(もちろん価値を毀損することはできるが)。そういう頑健な価値を生み出せる人間になることが、生成AIが当たり前になった世界では有効だと思っている。そう考えたときに、僕という人間のアウトプットをとにかくしまくって、他の人から見た僕の価値を高めることが重要になる。
また、僕のアウトプットを生成AIに学習させ続けて生成AIが僕っぽいアウトプットを出すようになってくると、僕の生産性は単純計算で何倍にもなる。このようなリスクヘッジのような投資のような意味で、第四の指針を設定した。(純粋にアウトプットすると自身の理解も深まるしね。)

【生成AIを使い倒す】
五番目の指針として、生成AIを使い倒すという指針を定義した。
普通の話としては、生成AIはインターネットに匹敵あるいはそれ以上の技術なのだから、使いこなせるかで今後の人生に与える影響は大きい。インターネットに関しては僕が物心ついたときから触れてきたので当たり前のように使いこなしているが、生成AIはそうではないので意識的に使って暗黙的な使い方まで学ぶ必要がある。
テクニカルな話としては、すでに生成AIによる生産性向上は現実のものとなっているのでそれに少しでもあやかって生産性を上げようというのと、GPUや電力リソースの面で、今のままのコストで一般向けに提供され続けるかどうか少し怪しいと思っているので、自由に使える今のうちに使い倒しておこうという二つの話がある。
今後の動きが読めないので部分的に無駄になる可能性もあるものの、すでに現時点でリターンがあり、さらに投資対象としても十分に見返りがあるものと認識しているので、積極的に使っていきたいという意味で五番目の指針とした。

【文化的なインプットを増やす】
もともと五大指針として上記までを定義していたが、直感的に文化的インプットは必須だと感じたので、六番目の指針に追加した。基本的には五番目までの指針に従っていれば問題ないと思っているが、それだけだと人間性に深みがなくなる。知識の引き出しが狭くなる。想像の幅に限界がある。文化こそ人間が人間たる最も大きな理由であり、生成AIと異なる点なので、ここを無視するのは大きなリスクだ。この文化的なインプットは人生を楽しく生きる上でも重要なものなので、積極的に取り入れていきたいという思いで六番目に追加した。

以上、六つの指針で2024年度を過ごす。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?