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感じ方の変わった卒業式でした。

おはようございます。先日卒業式がありました。退職を決意した後の卒業式でこれまでと感じ方が変わったのでここで記させて下さい。

今回の卒業式は2年間担任した学年だったこともあり,気持ちは一入でした。初任で担任した児童もたくさんおり,思入れもありました。
いい卒業式になるといいな,この子たちの未来を応援したいなという気持ちで卒業式に参列しました。

卒業式自体は雰囲気もとてもよく,素晴らしい式典となりました。子どもたちの姿に感動し,泣き出しそうになったほどです。

しかし,教員として感じたことが変わっていたことに途中から気が付きました。

これまでは卒業式に参列するたびに,「6年生の担任になったらここが晴れ舞台か…」「自分にできるかな?」「できたらどのくらい幸せに感じるのかな」と思ったり,「ゆくゆくは教務主任として司会進行するのかな?」「教頭になったら要所要所で話さないといけないな。できるかな?」「校長になったらここで話すのか。どんなこと僕ならはなすのかな?」と思ったりしていました。

が,今回は違う気持ちがわいてきました。それは,「自分の将来の姿は公務員として式典に参加するのではないだろう。教科担任として,第三者として卒業式に参列するのか。楽しそうだな。」でした。

なぜか,寂しさはなく,ワクワクした気持ちが先行していました。

この数週間で心境が変わった結果だなと改めて思った卒業式でした。

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