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にちじょう(2020.06)

教室に日常が戻りました。

4月からどのように在校生の安全を守るか、
どのように学習の機会をキープできるか、
不自由な状況の中でもいかに楽しみながら
コミュニケーションできるか。

外部に発信する余裕もなく
そんなことばかり考えて行動していました。

この状況が一過性の異常事態ではなく、
新しい時代の始まりであることを意識する。

しかし大切なことは変わらず、
「世の中の空気」や「みんな」「ふつう」
そんな幻想に振り回されず打算的に振る舞わない。

本当に自分の心が求めているものは何か、
それを知るために他者や自分と対話を重ねる。
通常ほぼふざけていても自分のやるべきことは
ないがしろにしない。

3年生は進路を真剣に考え
少しづつでも前に進んでいます。
地に足をつけて自分の道を歩こうとしています。

無条件で大人のいいなりになったり、
多くの選択肢も知らず考えず
ベルトコンベアで運ばれるかのように
自分の進路を雑に扱うひととは
将来大きな違いが出る気がします。

現時点での選択が人生を決定するものではない。
考えるほど選択肢が増え、変化するのは当然だ。
なんなら最後までハッキリ進路が決まらなくてもいい。

だけど真剣に考えること、その過程にこそ
未来のヒントがあるのではないか。
そして、社会人を経験してから進学するのもアリ。

わたしは自分の経験も踏まえていつもそう伝えています。
リラックスしてこの先を考えられる場。
押し付けられず選択できる場。
より一層そんな場を目指していきたいと思います。

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