そこそこゲーマーが初めて格ゲーで50時間遊んだ感想
はじめましてこんにちは、なすのと申します。
今回この記事では、初めて2D格ゲーを50時間ぐらいやり(うちオンライン600試合ぐらい?記録が勝利数300だった)、思ったことについて文字に起こしておこうと思います。
それでは早速本題〜。
なんのタイトルやったの?
あの男の娘ブリジット実装で人口大爆発が起きたギルティギアストライブです(以下GGST)。ブリジット実装のタイミングで初心者多いし周りの知り合いも初めたしやんべ!って感じで、1度投げ出したGGSTを1年ぶりぐらいに起動(Steam版)。投げ出す前はカイでコンボ練習をして格ゲーの雰囲気だけ味わってオンライン対戦は1度もせず逃げました。カイを選んだ理由は見た目と初めてのプレイヤーが触るのにクセのないキャラだと聞いたからです。
で今回復帰してみたのですが、投げた時にはいなかったテスタメントというキャラが性能と見た目ともにとてもツボで、このキャラクターの存在が格ゲーをとりあえず50時間遊ぶモチベに相当繋がりました。キャラを好きになることはウルトラ大正義。
どのくらいゲーマーとしての土台あるの?
対戦ゲームはスマブラでVIPキャラ30人、スプラトゥーンX底辺。人生で一番ハマったゲームはメイプルストーリー。あとポゴレジェンド。
割とジャンル問わず遊ぶ任天堂大好きマンぐらいに認知していただけますとちょうどよいかなと!
どのくらい格ゲーのこと知ってたの?
スト5の大会をたまに見るだけ。ラシードが強いらしい〜、豪鬼が強いらしい〜、ユリアンが強いらしい〜、バイソンが強いらしい〜。みたいなレベル。クソにわか。でもなんとなくゲーマーとして(?)格ゲーうまいのはカッコいいってイメージがあった。
昇竜コマンド、波動コマンドはおろか2Kとか6Pとか何も知らんかった。だからコンボルート読むだけで時間かかってダルかった。最初はそれが原因で投げたまである。ギターのTAB譜みたいだと思った。今となっては何も感じなくなった。
最初辛かったこと
50時間でどのくらい強くなったの?
GGSTやってる人向けに割と詳細に書いてみる。
使用キャラはテスタメント。
アケコンとコントローラー両方試したけどコントローラーの方がしっくりきた。アケコンのがカッコいい派ではある。
な感じ。
ガチャプレイの1歩先ぐらいにはなれたんじゃないかなと思う。
キャラをある程度動かせるようになり、明らかに相手と読み合いが発生してんなって対面が生まれ始める7階層ぐらいから「格ゲーおもろ!」と感じるようになった。なおこの感覚に到達するまでに30時間ぐらいかかった。別にそこまでの道のりも楽しかったけど、お互い同じぐらいキャラ動かせて読み合いも起きてるねーの状態が醍醐味だと感じたんじゃ。
あと面倒くさがりなんでコンボ練習より実戦行っちゃえって感じで遊んでた。
GGST良かった点
GGSTのソフト内コンテンツだけでオンライン対戦が楽しく遊べるほどに様々な機能が充実している
初めはコンボをネットでググっていたが、【コマンド見て…動画再生して…コマンド覚え直して…キャラ動かして…また再確認で…】って見るモニターを切り替えるのが超絶ダルかった。が、GGSTには投稿型のコンボ検索&コンボ練習モードがあることを知った。もうこれ素晴らしかった。
初心者の自分は大げさに言えばコンボの調べ方すらわからんみたいな状態だったのもあって、コンボの仕切り直しもすぐできるわ、お手本再生もすぐできるわ、人気順とかでソートもできるわ、保存してリストにできるわでもう神すぎた。ゲームの画面上にコンボルートが出ててどこまでちゃんとつながってますよの判定もしてくれる。
とにかくゲーム内だけでこういうのがある程度まとまっているのは初心者として本当に助かった。
あとほんとに知識なしの最初って何やればいいかわかんなかったけど、とりあえずミッションとかでシステム覚えながらキャラ操作も覚えるみたいな構造になっているのも良いと思った。ボリュームがえぐくて操作慣れたら途中でやめちゃった。
キャラクターが良い
デザイン、モーション、グラ、セリフ、設定、音楽などどのキャラもめちゃ魅力的で良かった。ミリアとテスタメントが特に好き。ケイオスとディキンソンも好き。ストーリーも面白いらしいので見てみたい。
サイクバーストシステムがとっつきやすい
無理やりコンボから抜けれるとかいうぶっぱの行き着く果てみたいなシステム。初心者からするとあまりにもわかりやすくて爽快感ある。ちょっとたんま!みたいな感覚で打てるのが気持ちいい。
こんなアホみたいな防御技でもサイク読みガードで最大反撃とれるから読み合い回ってんのか???いいのか???
格ゲー初心者目線だと神システムだと思いました。
短時間で格ゲーの面白い部分を体感できる
たかが50時間600試合ほど遊んだ僕の感想なんですけど、格ゲーの面白い部分って2個あるなと感じていて、1つ目が「できなかったことができるようになる達成感を味わえること」だと思うんです。
これはわかりやすくて、コンボ練習、キャラ対策、など遊ぶたびにできることわかることがたくさんあって、新しい発見に出会う度にあ〜〜なるほどね〜となっていました。まあこれはどのゲームでも言えるかなとも思うのですが、格闘ゲームだと如実に勝つためには学びが必要だ…となることが多かったです。
で本題の2つ目は「ゲームを通して対戦相手と対話できること」です。ちょっと上で話をしたのですが、【相手の癖を読む】とか【攻撃を見てから立ちガードする】とか対戦相手がどんなやつかとかなんか戦ってるうちになんとなーく割とクッキリとわかってくる感覚があるんですよ(あるよね…?)。これが自分にとってめちゃくちゃ面白くてですね、【あ〜この人このワザの対処法知ってる人だ〜】とか、【ここで超必ぶっぱするよなァ!?】【その起き攻め重ねるのつんえ〜、俺にもやり返させろ!!!】【じゃあ最後に1度も見せてなかったアービターサインで終わりや…】【おい!!!同じ7階層なのにそんなすげえコンボするな!!!】みたいなお互いの手札を見せ合うような展開にいつもなってるなと思うわけですよ。たまらんですね〜、色んなジャンルのゲームをやってきたつもりですが、割と格ゲーでしか味わえない感覚だと思う。勝ち負けももちろん大事ですけど、自分は試合の中で相手とどのくらい対話できたか、の方が今は楽しさに影響している気がする。
やっぱり物事やる以上熱量って大事じゃないですか。プレイ時間を熱量として格ゲーに向き合うわけですよ。対戦相手にもこいつ格ゲーやってんな!ってなるわけですよ。熱量を持った者同士で対話したらまあ盛り上がるでしょって感じじゃないですか!
同じ熱量同じレベルの人とマッチングして格ゲーによる対話ができる!30時間!これって長いようにみえてすごく短いと僕は思いました。別のゲームの話ですけどスマブラとかスプラって30時間じゃここまで濃厚な対話には絶対ならないと思うんです。1対1でバチバチに相手を考えながらやる格ゲーってもっと何百時間も遊ばないと体験できないかなーって漠然と思ってたのですが30時間でもその辺ちゃんと楽しく遊べましたね(少なくとも僕は)。
ちょっと脱線したのでまとめると、「ゲームを通して対戦相手と対話できること」がすごく楽しい&思っていたよりすぐその領域には入れた、という感じです。
ただやっぱり初心者としてキャラコンなりシステム覚えるなりでゼロを1にするのにかなり時間がかかった。ゲームにそこそこ慣れてるであろう自分でもスト5含めて格ゲーは2回投げてる。敷居は高いが高かった分の面白さが熱量として付与されてるゲーム、そんな感じかなあ。
GGST気になった点
マッチングシステム
ロビーで歩いて対戦申し込みに行くスタイルはどやどや言われているが個人的には結構好き。ただそのロビーで謎の対戦できませんでした、とか謎の接続が切れましたが結構頻発した。戦闘狂ではないが次の試合やりたいよ〜ってなることは結構あった。稼働安定してくれーい。あとブリジットが多すぎる。しょうがないんだろうけど多すぎる。キャラ別勝利数3割ぐらいブリだぞたぶん。5階層いた時8/10ブリとかあった。
細かい仕様がわからない
格ゲー全般かもしれないが、初心者なのでわからない。知り合いに聞けるタイミングで聞けることは聞いたが謎は増え続ける…。
・立ちとしゃがみの切り替える時とかで攻撃が当たるタイミングある?(絶対ガード貼ってても当たる時があった)
・しゃがみだとつかめないキャラがいたりする?つかみの判定が狭くなる?(しゃがみの時につかめないが敵味方双方で結構あった)
まとめ
GGSTで格ゲーの楽しさを見いだせたのですごいよかった。また何回層で〜みたいにガッツリランクを気にするゲームも久しぶりで刺激があった。短期間で4階から9階層タッチまで遊んだが、やはり階層が1個変わると敵の強さがグンと上がるのだが、特に9層のインパクトはすごかった。安易なSリーパーに飛び込んでくる人しかいなくてキャラ対されてらってなった。ただ、それもまだ自分が知らないだけで継続してやっていればいつかは9層は抜けれるかなって感覚はあった。が、8層抜けるのにも結構座学したりコンボ練習したりして目標達成できて満足した感があったので、一区切りとして今回noteで文字に起こしておいてみた。
スプラ3が出てしまうのでちょっと離れてしまいそうだが、思っていたほどオンラインは怖くなかったので、ランクを気にせずふらっとまたロビーに遊びに行こうとは思う。対話しようぜGGST。ちなみにvsミリア戦が対話感強くて好き。ポチョ戦も好き。チップとジャックオー一生わからん。ザトーはそもそもいない。
というわけでばほーーーっと書きなぐり文章でした。読んでくださった方ありがとうございました!アデュー!
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