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「代表取締役パラレルワーク社長」が生まれるまで #しぶラジ

stand.fmで、「 #しぶラジ 」はじめました。火曜の朝+α。プレゼン・会社・働き方・家族育児などのテーマでお話します。

今回は起業の経緯や背景についてシェアしたいと思います。池松さんにインタビューしてもらいつつ、手探り感満載で進めていくのでぜひ応援お願いします!

渋谷 雄大株式会社MOVED 代表取締役CEO & サイボウズ株式会社 エバンジェリスト。元鍼灸師。4児のパパとしても奮闘中。 2019年(大和書房)出版。2020.11.02 総務省が実施する令和2年度「テレワーク先駆者百選」に認定されました。

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#しぶラジ #トップの情報発信  2020/11/10 配信

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今日は「代表取締役パラレルワーク社長」が生まれるまでをお伺いたいと思います。

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分かりました。なんかすごい肩書きになりましたけれども(笑)

いけまつ)
渋谷さんがMOVEDを創られた、そもそも起業したきっかけというか、なんで起業したんですか?っていうのをみんな知りたいと思うんですよね。

しぶや)
そうですね、私はもともとサラリーマンという人間ではなくて、鍼灸師というキャリアから、ITの会社に入って、その時も2人でやっていたので、事業・経営にも関わってきた人間なんですけど、きっかけは、自分で一回独立してチャレンジしたいというのが、きっかけですね。それでタイミングも合わさって2年前にMOVEDを立ち上げた。というのが起業という意味ではポイントかなと思います。

いけまつ)
自分で会社を経営してみたかったという感じですかね。それともサービスを作りたかった?どんな感じだったんですか?

しぶや)
会社全体を知りたかった、一回やってみたかった、というのと、エバンジェリストとしてプレゼンに関わることが多かった。また、周りにプレゼンが苦手な人、ちょっと嫌だという方が多かったので、そこは私の価値を提供できるのではないかというサービスが出てきて、それがうまく組み合わさったタイミングで起業したという形ですね。

いけまつ)
なるほど。サイボウズでエバンジェリストということなんですけど、サイボウズとMOVEDというのは、時期としてはどういう感じだったんですか?

しぶや)
実は、サイボウズ自体も5年以上関わっているのですけど、もともとは業務委託だったんですよ。前の会社に業務を委託いただいていたという感じです。MOVEDを立ち上げたタイミングで、サイボウズの社員に、そのタイミングでなっているというのがちょっと特徴的かなというのはありますね。

いけまつ)
これ凄いですよね、まさしく今風といいますか、パラレルワークの概念ですよね。

しぶや)
自分の中でも、なかなか前例ないなと思いながら選びましたけど。。

いけまつ)
まさしく今日のタイトルである、代表取締役でもありながら、パラレルワーカーでもある。ということですね。

しぶや)
そう。そうなんです。

いけまつ)
そこでですね、ちょっとお伺いしたいことが、、パラレルワークになると、何が一番、生活、人生で変わったんですか?

しぶや)
そうですね、いくつかあるんですけど、、一つ目は起業というと100%リスクを背負ってチャレンジするというのが当たり前だった中で、やはり社員、要は雇用をされながら起業もできるというのは、バランスとれたチャレンジだと思うんですよね。ある程度、うちも子供4人いて、家庭もあって、いきなり起業をするから!というと怖いじゃないですか。そこで、ある程度安定もありつつチャレンジできるというのは一つ大きなポイントだったところですね。
あともう一つ話すと、お互いの会社を知れるってすごく大きいと思うんですよ。どちらの経験もミックスしながら、お互いに価値を渡しあえる。1社にいると1社の文化しか見えなくなってくるので、そうではなくて、ある意味第三者目線でどちらにも関わりながら、一番最適な価値提供ができるというのは、複業ならではだなと実感がありますね。

いけまつ)
それってでも、サイボウズさんとの出会いがあったというのは、大きいんですかね?

しぶや)
大きいですね。サイボウズから影響されていることはかなりあると思います。もともと働き方も柔軟ですし、考え方に対してすごく私も共感できるので、離れようとも思ってなかったんですよね。
なので、雇用という話を出していただいたのも私としても嬉しかったですし、常にそこの影響も受けながら今も活動してます。

いけまつ)
新しいチームの作り方をサイボウズ実践しているわけですけれども、そことの縁というか、出会い、タイミングも良かったんですかね?

しぶや)
ほんとですね、運はすごく良かったんだと思います。ありがたいことに。

いけまつ)
新しい働き方、チームの作り方を、渋谷さんなりに一言でいうと何になるんですかね?

しぶや)今までは「0 か 1」でしか選べなかったので、辞めて転職するか or 残るか、ということしかなかったと思うんですよね。それって働く側もリスクが高いんですよ。そういったところから、例えば、、俺は「0.5・0.5」で関わるとか、人によっては「0.3・0.3・0.3・0.1」みたいにですね、複数の場所に関われるという選択肢が増えてきたというのは、新しい働き方の特徴だと思っていますし、たくさんの経験とスキルを持った人が、いろんなところに関わっていけるというチャレンジというのは、これからどんどん増えていくと思うし、その選択肢をみんなが持てることによって、めちゃくちゃ可能性が広がると思うんですよ。

今までは、なりたいことは1つ選べという感じだったのですごい狭いし、失敗した時の失望感も大きかった。そもそもその概念を外していけるというのは、これは一つ大きな転換かなと思いますね。

いけまつ)
なるほどー。選択肢が増えるということと、これまさしく多様性みたいなことなんでしょうね。

しぶや)
ほんとにそう思います。自分自身の多様性もどんどん出していけるというのが大きいんじゃないかと思いますね。まだまだ受け入れられるところも少ないと思いかもしれないですが、これから価値観が広がっていくと良いですね。

いけまつ)
どんどんやっぱりデジタルトランスフォーメーションとか進んでいくんで、ニューノーマルで、こういうのは進んでいくと思いますね。

しぶや)
進んでいって欲しいと思います。複業を採用するというよりは、なぜ複業をするのか、なぜ複業人材を募集するのか、複業解禁なども含めて、複業の目的が共有した上で進んでいけば良いなと思いますね。

いけまつ)
今日は「代表取締役パラレルワーク社長が生まれるまでー新しい働き方と価値感」ということでインタビューさせていただきました。


「#しぶラジ」について

いけまつ)
ところで、渋谷さん情報発信にSNSを使いはじめてみて、何が一番考え方変わりましたか?

しぶや)
まず、自分が改めて何を大事にしているかってまとまるんですよね。アウトプットすることで。発信していくと、反応してくれる人共感してくれている人とかが増えていくので、仲間というか、価値の広がりというのはすごく気持ちいいなと思いましたね。改めて。

いけまつ)
なるほど、それは大きいかもしれないですね。

しぶや)
結構小さい世界にまだいたんだな、という感覚があります。私が繋がれる範囲でしか繋がっていなかったなぁと。もっともっと広げながら、私も影響を受けながら、相互に広がっていけば良いなという感覚がありますね。

いけまつ)
まさにMOVEDさんが挑戦していることともリンクする話ですね。

しぶや)
そうですね、うちのメンバーもみんな多様な働き方でチャレンジしてくれているので、私だけではなくて、みんなが伝播力を広げていければ良いなと思って活動しています。

いけまつ)
なんかこう、楽しんでいけると良いなと。笑
第2回目もありがとうございました!

しぶや)
ありがとうございました!


#しぶラジ

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しぶやの独り言

『代表取締役パラレルワーク社長』という肩書き、なかなかインパクトありますねw

なかなか前例がないからこそ、チャレンジして、その過程を発信していきたいなと思っています。

これからの働き方は、職人のように突き詰める方向性と、守備範囲を広げる方向性のかけ算が大事になってきます。

あなた=〇〇という仕事。というくくり方ではなくて、

〇〇 × 〇〇 × 〇〇 = あなた

と、言ったように、今までの歩みを組み合わせた自分というものを、作り上げていきたいですね。

皆さんのかけ算は何でしょうか?意外に自分の中では当たり前だと思ったものが、大きなかけ算の要素になるかもしれないですね。

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