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≪Vol.41≫勇気をあなたに

まだまだ頑張れる!
そんな勇気を少しでもお届けできる記事にしたいと思います。
今回は自分の話ではないのですが、自分の体験したお話をします。

以前、ご紹介させてもらったのですが、僕は以前に野球の仕事をさせてもらっていて、日本や海外でも本当に活躍された方のお手伝いをさせてもらっていました。
今回、勝手なご紹介ではあるのですが、こういう苦しい時期にきっと皆さんに勇気を与えてくれるのではないかと思い、書くことにしました。
今回はエピソードに併せて音楽を2曲ご紹介させていただきます。

①武田久投手(元日本ハム)

日本を代表されるクローザーでしたので、記憶にある方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
武田投手は私の2歳上の年齢で、徳島県・生光学園高校のエースとして活躍され、私が愛媛県・川之江高校の1年のときの練習試合で拝見した時から、あのピッチャーのようになれ!と監督・コーチから指導を受けていた投手でした。
高校時代は特に縁があったわけではなかったのですが、社会人になってからご縁があり、お話をさせてもらう機会がありました。

私がお会いした時には、もうすでに野球好きなら誰もが知るような投手ではあったのですが、年下の僕にでも本当に優しく話してくれるような、そんな素敵な方でした。

そんなときに2軍時代の話をして下さり、その時いつも聴いていた曲のことも話してくれました。
その曲が馬場俊英さんの「スタートライン」という曲です。

※この曲はその当時は有名な曲で、とても感動する曲です。

武田投手が「2軍にいる頃はこの曲をいつも聴きながら、走って、トレーニングして、ホンマに1軍にいけるんやろうか、1軍でやれるんやろうかと、不安がいっぱいで、でも自分はやれるんじゃないか、と心を奮い立たせて毎日頑張っていた!」という話をしてくれました。

そこで話してくださっていたときは、もう有名で、1軍でも大活躍をしているときでしたので、周りで見ている人にはそういう華やかな部分しか見ていないことが多かったと思いますが、
本人は本当に苦しい時期を乗り越えて掴んだ1軍のマウンドだったということを感じた瞬間でした。
こんなスターでも「もう駄目さ、これ以上は前に進めない」そんな日があったんだと思い、自分もまだまだ頑張れる!と思えるそんなお言葉でした。

②斎藤隆投手(元プロ野球、メジャーリーガー)

次にご紹介したいのが斎藤投手で、誰もが知るスーパースターで間違いない方だと思います。
斎藤投手の本でも紹介されていますが、大洋・横浜で活躍したエースピッチャーでありながら、一度はアメリカに挑戦したいという思いで、すべてを捨てる覚悟でメジャーリーグに挑戦された方です。

ニュース等で見るイメージだけだと、ドジャースのクローザーで大活躍し、レッドソックス、ブレーブスなどでも大活躍、年俸は億単位あるようなスーパースターというイメージしかないかもしれません。

でも実際はかなりご苦労されています。
スタートは決していい条件ではなく、マイナーからスタートをされています。そこから自分でチャンスを掴んで、そのチャンスを自分のモノにした方です。

これは本などにも書いている話ではあるのですが、
私がロサンゼルスで斎藤さんとご一緒した時のことで思い出に残っていることがあります。
斎藤さんはとても歌がうまく(本当に歌手みたいにうまい!)、カラオケに連れて行ってもらったことがありました。

その時の曲がコブクロ「DOOR ~The knock again~」です

斎藤さんが僕にいろいろと話してくださったわけではないのですが、この曲を聴いたときに、斎藤さんが渡米することへの不安や、希望や、踏み出す勇気などいろんな思いがあったのだろうと勝手に思いました。
本当にこの歌のような気持ちだったかどうかは定かではないのですが、決して簡単な覚悟と決意ではなかったのだと感じました。

本当にそんな気持ちでこの歌を聴いてもらいたいです。
涙が止まらない。感情移入してしまうと自分が震えてしまうくらい緊張する。そんな歌詞です。


どんなスーパースターにも、とてつもなく大きな壁を自力で超えてきたという過去があって、今、いろんな人に感動や勇気や喜びを与えてくれています。

決して、最初からうまくいっていたわけではない。
歌に自分の背中を後押ししてもらうくらい苦しいときもあって、掴んだ栄光です。

そうです。あなたも私もそれが出来るはずです。
チャンスは何度でも。行くしかないだろう。

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