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「気持ち悪い」の境界線

先日あった事を少し話します。初アプリから更新。読みづらかったらパソコンで編集し直しだな。

何があったか

絵を気に入ってくれたと話すデザイナーの男性と打ち合わせをすることになって
ランチミーティングとして知り合いのお店で打ち合わせをした。
ここまでは普通の話。

デザイナーさんからお仕事もらう事はあるので、
こういうのも描きます・こういうお仕事しました
という話も交えたり描いてる内容の話などもしながら作品を見てもらった。

少し不安に思ったのは、先方の発言として褒める事はするけど
どういう仕事ができるか、こんな案件あったら対応できるか…という
具体的なことが聞かれなかったこと。
どういう風に作る?とかどういう意味とか聞かれたから何となく大丈夫なのかな?と。
その前に打ち合わせした別のデザイナーさんとは何か違うな…と思ってた。
褒めてるけど何なんだろう?

その後時事ネタとして選挙の話とかもした。

で、最終的に言われたのが「これから一緒に遊びませんか」的なこと。
逃げ出したいくらいに「気持ち悪っ!」と瞬間的に思った!!
すぐ帰りたいくらいには思ったけど、一応オトナの対応。

思い出すたびに寒気がするくらいに、こういうの嫌い!
二度と会いたくないね。

その人の印象と仲良しさんの話

仲良しの男性にこの話をしたら「俺、何も言えなくない?」と言われ…
確かにその仲良しさんも初め仕事の話で連絡をした時にそのまま食事に誘われたんだった…

じゃ、何であの時はよくて、今回はそんなに嫌な思い=拒絶反応が出たのか。

そのデザイナーさんの印象としてあったのは
褒めるけど具体的に仕事がイメージできる話をしない。
自分のやってる仕事の話が出てこない。
つまり持ち上げられてはいるけど、仕事は考えてないのかな?と思った…

選挙よくわからないとも言ってた。

ほぼ初めて会ったようなその日に2人きりで、遊ぶ?
褒められてたのは遊んでもらうだけ?
マッチングサイトか何かなの…とまで思った。

じゃその仲良しさんはどうだったかと言えば
仕事の話ありきで食事、しかも2人でなく他の仕事仲間と4人で。
食事の場所も仲良しさんの仕事に通じるお店だった。

仲良しさんには「そういうナンパされるくらいの方がいいよ」と言われたので張っ倒した笑
セクハラだ!セクハラ!

わたし側からの「気持ち悪い」

何でここまで気持ち悪かったのだろう?

それは目的意識のすり替えなんじゃないかと思った。
別に最初から「下心あります!」ってわかってたらそのつもりで会うかどうか決めるけど
フェイクのように【仕事】という【大義名分】をかざして自分の目的を満たそうとされた。

そもそも下心そのものの気持ち悪さもあるけれど…
真っ向勝負でないその姿勢が余計に「気持ち悪い」に変換される。
その「下心ありで会って!」って言う前段階に関係構築の手順を踏めない気持ち悪さもある。

物事を深く考えないでいる・知らない事を知ろうとしない
という事を選挙の話で明らかに自白してる。
それが私にとってどういう人に映るかわからないくらいに「物事考えない」んだな…

たくさん考える人じゃないと
たくさん学ぶ人じゃないと
何かをするときに心意気がある人じゃないと
一緒に話して時間を過ごした時に私は楽しくない。

そういう私の価値観をぜんぶすっ飛ばして
大義名分の話の中でもうわの空になるほど
下心を一方的にぶつけられた感じがしたから
激しく気持ち悪かった。

相手側から見えない「気持ち悪い」

そこまで考えて「ハッ」としたのは
仲良しさんですら「俺、同じことしてるじゃん」と言うくらいに
その「気持ち悪い」の境界線が相手からは見えてないということ。

セクハラは嫌だし、こんな気持ち悪い思いをするのはまっぴら御免なんですが
確かにこれは「誘う側」から見たら境界線ってわからないのかもしれない。

ただ誘っただけで「吐き気するほど気持ち悪い」と思われたなんて思わないよな。
そうなのか?

◎◎したらセクハラ!とか言うけど
それって本来何かの「行為そのもの」の問題ではないんじゃないかな?
と思う。

たぶん一番気持ち悪いと思わざるを得なかったのは
私の価値観をすっ飛ばして平気で自分の下心をぶつけられる
その自分本位な部分なのだ。

正直、下心なんて別に男性だけが持ってるとも私は思ってないし
下心があること自体が全て悪いことでもないと思ってる。
でもね、それは相手をちゃんと理解して、相手にとって正しく示すものだと思う。

これなら絶対!の正解がない。
逆に絶対!の間違いもないんだとも思う。
(まぁ襲ったりしたらアウトだけどそこはさすがに常識的に理解してくれ…)

だから、言葉を持って使って伝えて考えて、その相手との「境界線」を作ってゆくんじゃないかな。
決して自分本位ではないんだよ、それは。

それって気持ちが通じて同じように大事に思ったとき
その「境界線」があるから越えられる嬉しさもあるんだと思うから。

読んでくれてありがとう!心に何か残ったら、こいつにコーヒー奢ってやろう…!的な感じで、よろしくお願いしま〜す。