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ジャニーズWEST「週刊うまくいく曜日」。サンボ×ジャニストの素晴らしき融合。


アルバム『Wtrouble』に於いて、様々なジャンルの人気アーティストとの化学反応を巻き起こしたジャニーズWESTが今回コラボしたのは人気ロックバンド、サンボマスター!
グルーヴィーでファンキーかつキャッチャーな「週刊うまくいく曜日」をジャニーズWESTに贈ってくれた。

楽曲提供をする場合、大抵のミュージシャンは自分達の存在を薄めて相手に近づけるか、全面的に押し過ぎた結果カバー曲のようになってしまう傾向があるように思える。『W trouble』に収録されている楽曲も少なからずそう感じるものがあった。
しかし、今作は薄めても無く押し過ぎてもない丁度いいバランスが生まれている。
頭の中で山口隆の歌声が想像出来る程、バンドの色を殺していない。なのに違和感なく聴けるのはどうしてなのだろうか。

このコラボを知った際、間違いなくピースフルな空間になると確信した。何故そう言い切れるかというと、いくつか重なる点があるからである。

サンボマスターの楽曲はただただハッピーなわけではない。傷付いた過去や辛い現実から目を背けるのではなく、しっかりと受け止めた上で這い上がっていく。それが山口隆が歌を通じて伝えるメッセージ。

一方で、ジャニーズWESTは楽曲を貰う立場ではあるが、重岡大毅と神山智洋はグループの作詞作曲を担当。まったく違う感性を持つ2人ではあるが、前向きで胸にグッとくる歌詞の方向性は似ており、山口隆と重なる部分がある。

この見解から生まれた共通点。それは、
両者ともに"懐が広く人間臭い。情に溢れた人気者”であるということなのである。

そんなジャニーズWESTとサンボマスターが、先日放送された音楽番組の生放送で一夜限りのスペシャルコラボを届けてくれた。しかもそこは2組が出会った忘れられない場所。相思相愛同士が互いをリスペクトし合う熱きステージは、忘れられない夜となった。

まず披露されたのは「週刊うまくいく曜日」。昨年、生配信という形で行われたライブで生まれたジャニストのグルーヴ感にサンボの演奏が乗るという夢のような空間にメンバーのボルテージも急上昇!歌い、叫び、ハシャギまくる姿を見てサンボもパッションを爆発させていた。

スタジオが興奮冷めやらぬ中、サンボが代表曲「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」を披露。
ステージから降り、オーディエンスと化したジャニストがとにかく楽しそうで、頭の上から足のつま先までサンボの音楽を浴びている姿が印象的だった。ここはライブハウス?と勘違いしてしまう程に。あんな風にテレビだという事を忘れてしまうくらい盛り上がってくれたのは、サンボのファンもさぞかし嬉しかったに違いない。少なくとも私は嬉しかった。

明日が見えないこのご時世にどうか“過去も未来も報われる毎日”を。
「明日からきっと/素晴らしく笑える気がする」
「明日からきっと/楽しいことばかり起きる気がする」
という希望に満ちた歌詞が現実になりますように。ジャニーズWESTとサンボマスターの融合は日本中を笑顔にさせる力がある。
アイドルだからとか思わないで
まず!聴いて欲しい!

この2組のコラボ、また実現しそうな気がする!

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