レッド・ライト
キリアン・マーフィー、シガニー・ウィーバーにロバート・デ・ニーロという名優揃いの表題作を視聴。約名忘れたので、役者名で書きます。
ロバート・デ・ニーロは盲目の超能力者の肩書で心霊治療などを行うオカルティスト、対するシガニー・ウィーバーは超常現象など存在しないと、そういった人物を詐欺として研究する物理学者という役どころ。キリアン・マーフィーはシガニー・ウィーバーの助手の物理学者なんだけど、彼の母親は過去にデ・ニーロの心霊治療に傾倒するあまりに医学に頼らず病気が悪化して命を落としていたという背景が垣間見える。
シガニー・ウィーバーとキリアン・マーフィーの地道な調査によって、じょじょにデ・ニーロの力は実は種も仕掛けもあるマジックと追い詰めていく過程は結構面白かった。まぁ、これは予想できたけど、実は盲目じゃなく目が見えてたとかね。
しかしデ・ニーロの周りでは人智を超えた不可解な事象も起こり初め、ついにはシガニー・ウィーバーも突然の心臓麻痺で死去し、デ・ニーロの力なのではと噂される。
デ・ニーロと直接対決するためにキリアン・マーフィーは彼の最後にして最大のショーに乗り込むが、そこでも理解不能な怪異が起こる。誰もがデ・ニーロに注目する中、とうの彼も「お前どうやってるんだ!?」と叫んでいた。
キリアン・マーフィー自身もそこで初めて気づいたのが、超能力者は彼自身だったのだ……。
まじでこんな映画でした。地道に調査で超能力否定してたかと思えば、それを暴く人間が実は超能力者って、あれだね『ポートピア連続殺人事件』でプレイヤーの補佐役である刑事ヤスが真犯人だったというのに似て「驚かせたら勝ちってもんじゃないよ」って気になるよね。ラストぶん投げ系映画を最近連続で観てる気がするな。
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