内向きを表に出す

やーっと今年を納めて、帰宅してシャワーを浴びて、ぼうっとしながら思いついたこと。
単なる備忘録なのでツイッターでもいいんだけど、少し長くなりそうなので、こっちに書いてみます。

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基本、外にいる時は、「朗らかで図々しい奴」みたいな感じで世を渡っている。元々ものすごい人見知りなので、逆方向に振り切ったほうが楽なのだ。
本当は、あんまり人と関わりたくない。自然とか思想とかだけでいい。で、極限まで思索し自分を極めてから外に出て、色々確かめたら検証結果は部屋へ持ち帰って静かに一人で考えたい。取材とかで人に会うのは好きだけど、話を聞いたらすぐさま帰って色々調べ直し、もう一度思考を練り直したい。
思考は話すよりも書くほうが好きだから、どこかしらに執筆出来れば問題ない。あんまり人と喋れなくて寂しいときは、近所のバーでちょこっと構ってもらえれば大体落ち着く。自分の人生において、登場人物はそんなに多くなくていいと思っている。基本的には偏屈なのだ。
ただ、普通の社会人として生きていると、なかなかこの性質を貫けない。偏屈でイキリ屋で、芸術と哲学を故郷に持つ生き方を尊重するのは本当に至難の業だ。端的に言うと、このところ常に自分を殺しているような感覚がある。苦しいし、ストレスが半端ない。

職業人として粛々とこなすべき事に、本来の自分が押し潰されている現状は正直辛い。
しかし、実のところ業務が合ってないという話ではない気がする。自分が自分をそんなに大切に思っていないから、こういう感覚に見舞われるのだろう。割に個人裁量の大きい場にいるので、個と公の両立は不可能ではないのだ。それなのに、自らこの状況を生み出してしまっている。粗い扱いを是とする己の甘さが原因なのだと思う。

生きるのはほんとに難しい。今更器用に出来ると思わないけど、どんな場にいても己の本性を失わずにいられる人でありたい。根を磨いて、思索を深めなくては。

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仕事の合間の一杯。濃くて美味しかった。職場近くにいいカフェがあるのはかなり幸せです。

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