長男出産記録

7/14 今日は息子の誕生日
もうアラサーな息子の出産は
ほぼ覚えていない…

当時22歳、初産で
子どもが子ども産むようなもの

当時ローラーシューズ(そこにコマがついてる)が流行っていたけれど
妊婦健診に行った時、少し厚底な靴を履いていたら
助産師さんに足首を掴まれ
「ローラーシューズ違うやんね?!」と
靴底を確認されたことがある

どこの妊婦がローラーシューズ履くねん…
と思ったが、そう見られるくらいには
ちゃんとアホそうに見えたのだろうと思う

今は妊娠高血圧症候群?になった
当時で言う妊娠中毒症になってしまい
七夕の出産予定日を過ぎても産まれる気配がなく出産前に管理入院となった

初産で不安しかないのに実家では
これまたデリカシーのない父に
まだ産まれへんのか!と毎日言われていたので、入院はホッとした

入院中は毎日摂取した水分と出た水分を見るのに共同のトイレの中にカーテンで隠されてはいたが、オシッコをでっかいバケツの様なビーカーの様な所に貯めないといけなくて
22歳、恥じらいがまだある年齢で
めちゃくちゃ嫌だった

6人部屋では出産前後の方だけでなく
婦人科の他の病気の方もいたが

夜中に来た方が流産されたようで少し精神的に病まれてて(当たり前だけど)
またお相手も(事情がありそうな話で)一緒に来てくれなくて少しギャオン状態になられてて… 

私は24時間お腹に子の心音モニターがついていたので鼓動の音が音量は小さいけど鳴っている

その音に敏感になられて
「あの人には付けてるのになんで私にはモニター付けてくれないの!!」と暴れてて看護婦さんや助産師さんが2.3人対応されてた

うへ〜!怖い!別室に連れてってくれ〜!と祈りながら一晩あかした

総合病院の婦人科なのでいろんな方がいるけど、とばっちりを受けて何かされたらとどうしようと本当に怖かったなぁ

毎日、産まれる気配のない子
することがない入院生活
減塩食で美味しくない3食
楽しくない不安な数日は
毎日メソメソして過ごした

京都は祇園祭でテレビで
祇園祭のニュースをみたりしてたら
陣痛の兆候がきて
何時間だか忘れたけどスルッと産まれた

2640gと小さく、実家の猫より小さかった

妊娠で20㌔太ったが
1ヶ月検診のときには20㌔痩せていた

若さと長男の母乳の飲みっぷりが見事で
彼は1ヶ月でほぼ倍の5㌔になっていた
小さく産んで大きく育ててラッキーやなぁ!と言われた

ここから彼との蜜月がはじまって
人生で最も幸せだった時期が過ぎた

色々ありましたが
息子におかれましては
健康で、いつかは良きパートナーなどとも出会い幸せになって欲しいと願っております

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