ゆうこママのごはんと徒然日記(4)

台風がそこまできている割には、ありがたくも路線バスが動いてくれていて、
バスの窓から、雨模様をながめていると、
子供たちがまだ通学していた頃のことを思い出す。

雨の日、あの当時の自宅から最寄駅までよく車で送っていたな。それもこのバスの道を。

そして、ほぼほぼ怒っていたな。
昔のママの話ランキングに入ってるやつ。

自宅を出発する時間は、いつもいつも時間がなくてあと数分とかで電車に乗り遅れる。
ぶっ飛ばすわたしの運転は、怒っているわたしも怖かっただろうけど、その運転も相当だったに違いない。

その上、最悪なことに

〝あんたたちがさっさと用意せえへんからママがこんな運転になるんやから！もし事故したらあんたたちのせいやからねっ💢〟

……。

恐ろしい、
恐ろしすぎる母親だ。
ホラーだ。

学校遅刻してもええやん💦

ほんまに、
ほんまに、
まともに育ってくれてありがとう。

そして、ほんまにごめんなさい。
神様にも。事故に遭わぬようにしてくださり心から感謝申し上げます。

わたしの必死に生きていた時代だけども、
人はやってはいけないこと、
言ってはならぬことがあるのに。

傍若無人がすぎる。

そんなわたしを弁護するわけではないけれど、ごはんだけは一生懸命作ってた…、はず！！

ぎゅっと詰め込んだだけのお鍋。