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GCP上に乗っかってるマイクロサービスの諸々の設定をちみちみ確認する

「CloudStorageにファイルが入ったらー、Pub/Subが飛んでー、CloudRunが動いてー、それがまたPub/Sub飛ばしてー、API叩いてー……」みたいな構成になっている一連の処理が、ちゃんと思った通りの設定になっているか確認したい。でも、確認方法がサービスによって様々なので、いっこずつ彷徨う羽目になりました。

というわけで、主要なところのまとめ。

CloudStorageにファイルが入った時に、どのトピックへpub/subが飛んでいるか?

$ gcloud auth login

して、該当のプロジェクトを選択した状態で、

$ gsutil notification list gs://[バケット名]

すると、設定されているトピック名が表示される。

CloudRunが、どのPub/Subサブスクリプションに紐付いているか?

調べ方がわからん……

サブスクリプション作る時に紐付け直す必要があるので、放置しすぎてサブスクリプションが消えている場合は無視して作り直しちゃえば良さそう。

CroudRunに登録されている環境変数が意図通りか

デプロイ時に登録した環境変数の内容を確認する。

方法1:

デプロイに使ったコマンドがbat化されていたら、そっちを確認する
(都度コマンド打ってると、こういうときに「何設定したっけ……」ってなるので、些細なコマンドでもbat化して保存しておくと便利。)

※configMapが使われている場合、下記のConfigMapの中身の確認方法を参照。

方法2:

GCPの管理画面にブラウザでログインして、CloudRun→サービス一覧から該当のサービスを選んで、yamlタブを見る。

spec:内の、env:という項目を探す。そこに変数名と値が入ってる。

※Valueのところが、「valueFrom:configMapKeyRef」になっている場合は下記の方法参照。

CloudRunが使っているConfigMapの中身が意図通りか

環境変数の管理に使っているConfigMapの中身の確かめ方。

$ gcloud container clusters get-credentials [クラスタ名]

で、ConfigMapを置いてあるクラスタを選択して

$ kubectl get configmap -n [ネームスペース名] [configMap名] -o yaml

で、現在設定されているConfigMapの内容が表示される。やったね。

ネームスペースを使い分ける運用をしていない場合、「-n [ネームスペース名]」は不要。

追記1:クラスターの一覧を確認する

$ gcloud container clusters list   

追記2:クラスター内のネームスペース一覧を確認する

$ kubectl get namespace

追記3:ネームスペース内のconfigmap一覧を確認する

$ kubectl get configmap -n [ネームスペース名]

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