アラフォー、アラフィフは受け入れた。でも、アラカンはどうかな?

あっという間に50代半ばになった。

この頃、自分が属している年齢にひどく敏感になってきた。同じ部の同僚は20代から40代だが、新しいツールを難なく取り入れてサクサク仕事をしている。その使い方の手順をメモ帳に記録しているのは、私ぐらいだ。

これまで仕事で培ってきた経験を生かせないでいるような感覚。もちろん、役職に就いている人や経営者などは違うと思うけど、自分が動きの速いIT業界に身を置いているのは、何か間違っているような気がしてくる。

「今の50代ってこんな感じで仕事しているのかな?」他の人にも聞いてみたいけど、社内を見渡しても同世代の女性は圧倒的に少ない。で、衝動的に50歳以上の女性限定のコミュニティなるものに参加することを決意。さて、居心地はいかに?

その昔、NHKで放映されていたドラマ「必要のない人」の主人公は55歳。出向を命じられても、何とか新しい境遇に慣れようともがいていたっけ。自分が同じような気持ちになる日が来るなんて想像もしなかった。私は「必要のない人」になっているのだろうか‥。

20年ほど前に同じ職場だった何人かと、オンライン飲み会をした時。気の置けない仲間とは昔のままのような気がしてしまうけど、私の年齢を聞いた途端に、それを5回も繰り返して絶叫した奴がいた。そりゃ、その中では一番年上だったけど、しばらくぶりだと数字の持つインパクトが違うらしい。

仲間内では「オバさんだからさー」と自分を茶化しても、「ホント、しょーがねーなー」と返されて、はいオシマイだったのに。だんだんそれをスルーされなくなるのかぁ。

「年齢なんて、ただの記号だから」などど、名言をサラっと仰る方がいますが、私はまだまだ修行が足りぬ。いろいろなことが受け入れられず、モヤモヤ、モヤモヤ…。







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