お手入れを考えてみる
どうも、雨の日が案外好きな白山麓ナーセリーの坂井です。
連日の雨で嫌気がさしている方も多いと思われます。
本日は、一日細雨の中でマツノキのお手入れに行ってきました。不要な枝を剪定し枝ぶりを整えながら古葉をむしっていくという作業。この古葉むしりの時に考え事をしやすいゾーンになってしまうんですね。
そんなゾーンで考えていた事を書いていきたいと思います。
お手入れと言っても植木の手入れだけでなく仕事道具の手入れもあります。
雨の日で濡れた日は、毎回のごとくハサミなどの刃物は必ず水分をふき取り乾かします。連日の雨と湿気でなかなか乾いてはくれませんが。。
濡れたカッパも吊るして乾かします。
ここで思ったのですが、カッパは吊るすだけで水分をふき取ったことがない。厳密にいえばカッパは生地なので濡れれば水分を含み、水分を蒸発させるしか乾く方法は無いと。
自分が感じたのは、濡れていることもそうなのですが ゴミや汚れが付着していること。このゴミや汚れを除去することで カッパ本来の力を発揮することが出来るのではないかと。仕事道具の手入れはカッパまで至ることを感じました。
最近、何事も お手入れがすべてのように感じています。
住宅も住んでから年々 手をかけて建物の価値を高めていく
身の回りのモノを自分で手入れし修理して使い 愛着がわく
庭もそのようなこと。。
ついでに言うと、ローメンテナンスという言葉をよく耳にするようになりました。庭に関して言うならば お施主さんと自分 (庭師) との解釈が少しズレがあるように感じています。
ローメンテナンスの件は、またの機会に綴りたいと思います。
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