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成人式の2週間後ふたつめのわたしがはじまり

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北海道のお父さんの言葉が今も励みになっている

まだ徒然記の途中だけれど、最近心に浮かんでくる言葉を、先走って紹介したい。(前話/2つ目…

2つ目の自分(14)卒業制作HOPEがライフワークになった

2つ目の自分(13)リハビリの世界と、大学の世界と、わたしの世界 から続きます。 「人間…

2つ目の自分(13)リハビリの世界と、大学の世界と、わたしの世界

2つ目の自分(12)>生活がリハビリになるから、から続きます。 三つ目の病院を退院して復…

「なにも見つけられないと思っていた昨日 なにかできると思い始めた今」

2つ目の自分(12)>生活がリハビリになるから〜付け足し インクジェットのプリンター印刷…

2つ目の自分(12)>生活がリハビリになるから

2つ目の自分(11)>褒め言葉は「根性あるな」 から続きます。 「生活がリハビリになるか…

2つ目の自分(11)>褒め言葉は「根性あるな」

2つ目の自分(10)>から続きます。 地に足もつかず、ふわふわと浮いていた当時。自分が何…

2つ目の自分(10)>メンターきっこさんとの出会い

2つ目の自分(9)>から続きます。 復学し大学に通い続けた当時。霧のかかった、過去も未来もない、時空にいた。同級生の中にいても、返事や相槌しかできない。身体はここにあるのに、自分はどこにいるのか。実感がない。何もかもが噛み合わず、なにを掴めばいいのか、わからない。20年間積み上げたアイデンティティの、微かな記憶や、体が覚えた感覚だけが、ふわふわと浮いている。自分の存在が、日に日にぼやけていく怖さ。なにも信じられない。自分を、信じられないんだ。 当時はインターネットを徘徊し

2つ目の自分(9)>トラウマとリハビリと留年と彷徨いながら混沌の恋愛と出会いをつ…

2つ目の自分(8)>できない、ない、ない、ない、ない、ない、なにもなかった時間を綴る、か…

2つ目の自分(8)>できない、ない、ない、ない、ない、ない、なにもなかった時間を…

わたしが意識不明から自分を失ったとき。 伝えたいことも言葉にならないし、友達とも変わらず…

二つ目の自分(5) 高次脳機能障害の受容と デンマーク写真展☺︎での対話

連載中/前話:2つ目の自分(4)>意識の回復の中で 今日は話を飛んで、 日本を廻ってデン…

2つ目の自分(7)>もう元の世界に戻れない

2つ目の自分(6)から続きます。 救命病院から転院し、リハビリが始まった頃。車椅子でリハ…

2つ目の自分(6)>生まれて二度目の道しるべ

2つ目の自分(4)>意識の回復の中で から、 続きます。 突然の、娘に降りかかった事故だ…

2つ目の自分(4)>意識の回復の中で

生きてるだけでえらい。いっしょにがんばりましょう。 2つ目の自分(3)>ふわふわの世界 …

2つ目の自分(3)>意識が覚醒する狭間で。ふわふわの世界。

生きてるだけでえらい。いっしょにがんばりましょう。 2つ目の自分>意識不明のときに、から続きます。 高次脳機能障害って、知っていますか? 私が目を覚さない数日間のこと。 この障害が残るだろうと、両親が医者に告げられた、後遺症。 聞いたこともない障害。 目を覚さない娘に声をかけながら、両親はどんな不安な時間だったのだろう。 大学の友達も、ICUに駆けつけてくれたそうだ。 入室は身内のみにも関わらず、いとこなんてデタラメいいながら。 急に連絡が取れなくなった私を