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My Loving ー好き好き大好きめっちゃ好きー(未定稿)

  ※本記事は未来の自分に託したため途中で終わっています

 バーチャルYoutuberアイドル ときのそら が2020年3月4日(水)にリリースしたミニアルバム『My Loving』について、個人的な所感を雑記として残しておきたいと思う。この辺境の地までたどり着いて、この記事を読んで頂いている方には申し訳ないが、雑文・乱文である点はご容赦願いたい。

 なお、普段、筆者はときのそらを”そらちゃん”と親しみを込めて呼んでいるが、本記事においては畏敬の念を込めて”ときのそら”と呼称させていただく。

 さて、ときのそらについては、ここまでたどり着いた方であれば、その生い立ちの説明は不要だろう。しかし、もし彼女のバックボーンを知らない方がいれば、是非その軌跡を知った上でこのミニアルバムを聴いていただきたい。何倍にも、幾千にもその余韻が膨らむことを約束しよう。

 ただ、せっかく初めて彼女を知るのであれば、あえて何も知らない状態で聴いてほしいとも思う。その状態で聴いて感じた彼女の魅力は、おそらく今の筆者が感じている魅力と遜色ないだろう。それほどまでにこのミニアルバムにはときのそらのパーソナリティーが詰まっているからだ。アルバムで思い描いた人物像を普段の彼女で補完する、この楽しみ方ができるのも今この時だけだ。ぜひ堪能していただきたい。

 話が横道に逸れたが、まずは『My Loving』というミニアルバムのタイトルについて考えたい。

 まずこのタイトルを聞いて皆さんは第一印象をどう感じただろう?

 筆者はこう思った。安心した、と。
 「~ing」という進行形になっていたからだ。(※文法的には異なる)

 ときのそらと言えば、「止まらねぇぞ!」というお決まりの台詞を思い浮かべるのは筆者だけではあるまい。

 これは「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の主人公の一人"オルガ・イツカ"が死に際に発した言葉「止まるんじゃねぇぞ…」が、そのユニークで印象的な光景からある意味ネタとして使われていたネット用語に起因する。Vtuberブームが到来した2017年12月に爆発的に流行していたのだ。

 当時、ネット上のあらゆるところで「止まるんじゃねぇぞ…」というコメントは散見されていた。当然「止まるんじゃねぇぞ…」はときのそらの配信でも流れたわけだ。ときのそらはネット用語やネットミームにべらぼうに疎い。当初彼女は困惑こそしていたものの、あろうことか「止まらねぇぞ!」と返したのだ。

 …爆笑されていた。大草原だった。
 申し訳ないが筆者も笑った。

 それもそのはず。当時は知名度も他のVtuberに比べ低く、"個性"を知らない状況の中で、無垢な彼女の配信は言わば遊び場のようになっていたのだ。遊び感覚で投稿されたコメントに、意外な反応が返ってきた。面白いとしかいいようがない。

 普通ならただの笑い話で終わるだろう。
 しかし、彼女は違う。本当に止まらなかったのだ。
 そして、「止まらねぇぞ!」は彼女を象徴する言葉になっていく。

 ここでは一切の道程を省く。これらを語るには筆者の持ち合わせる語彙があまりにも乏しい。2017年から2019年に掛けてとにかく色々あったのだ。

 来たる2019年3月27日(水)、アイドルを目指す平凡な女子高生だった彼女がひたむきに努力し、遂にメジャーデビューを果たした。ファーストアルバム『Dreaming!』。全15曲収録、どれもときのそらの”個性”がふんだんに詰まった名盤だ。そう、ここでも「~ing」は使われている。

 ときのそらは『Dreaming!』というタイトルについてこう語る。

タイトルの「Dreaming!」には、二つ意味があって。まず、わたしが最初から掲げてきた「「横浜アリーナでライブをする」という夢に向かう途中だよ!」っていう意味と、「収録曲の種類もたくさんで、夢や可能性は無限大!」っていう意味が込められているので……本当に大事な宝物だな、と思います。

 出典
 TOPPA!! ときのそら インタビュー 第2弾
 https://toppamedia.com/interview-2019-3-tokinosora/ 
 
 筆者はこう思う。この「~ing」は止まらない”ときのそら”の姿、そのものなのだと。夢に向かって行進する姿、可能性の扉を自ら開いていく姿、何よりもすべてを自分の成長の機会と捉え、前向きに止まらない姿…。筆者は彼女の生き様をこの表現に見出している。

 このような経緯もあって、『My Loving』で「~ing」が使われていたことがひたすらに嬉しかったのだ。

 日記はここで終わっている・・・

 そらちゃんすき!

 

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